作法から学んだこと
2024.02.15
先日、茶道の先生をしている私の祖母のお茶室に
知人たちを招待したときのこと。
素人だらけなので、体験がてら、
基本の作法を学んでみることになりました。
まず体験してみたのは 基本中の基本
「お茶室での歩き方」
入室するときは右足で
退室するときは左足で
畳のへりを踏まないように超えるのが 作法。
なのですが
これが 実は 結構難しくて
うまく歩幅が合わなかったり
へりを意識しすぎてぎこちなくなったり
みんな大苦戦・・・
ただそんなときに 祖母が 何気なく
無理に一歩で超えようとしなくていい
一歩で行けないときは 何歩重ねてもいいから
焦らずゆっくり超えるんだよ
とみんなに言っていて
学びの種ってどこに落ちているか
わからないものだな、と思いました。
あくまでお茶の作法のことを言っていたのですが
不思議と胸にずしんと響いた言葉です