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  • 27:40天気予報
  • 27:41ぽよチャンネル
  • 27:44クロージング

夏のはじまり、大切な記憶


振り返るのが結構遅くなってしまって
“タイミングを逃した感”でいっぱいなのですが


さすがに、振り返らずにはいられないので 
 



きょうは先日開催した
カルチャーフェスについてのブログです 
 






 


カルチャーフェス ~ カレー音楽と ~
 

 
6月28日~30日に
アミュプラザ鹿児島で開催したので
 
もうあれから2週間以上も経ったってことですよね。
 

 



いやあ...
 
 
はやいなあ。本当に。
 
 
 
 
ま、かといって、
昨日のことのように感じるかと言われれば
 
そういうわけでもないのですが。
 
 
 


とにかく、なんというか、
あっという間に思い出に変わったなあ、

と、そんな体感があります。
 
 


なぜだかは分かりませんが
いい思い出、なのは間違いないので
 
覚えていることを、ここに書き残していこうと思います 






6月28日(金)
 
 
館内の展示が、先行して始まりました。
 


これまでナマ・イキで出会った方々
鹿児島にゆかりのある方々の
人生を彩った本を紹介するコーナー「あの人の本棚」
 
 
実に、23組のみなさんが力を貸してくださいました。
 
 
実物の本と一緒に
その本を選んだ理由も送っていただき、展示。
 
 
作家になるきっかけになった本や
心を揺さぶられた本、
同じ夢をもつ人に読んでもらいたい本 など…
 



不思議でした。
 
 
全く興味がなかったジャンルの本も
みなさんの選書コメントがあることで
 
すごく読んでみたい本に変わって。
 
 
新しい本の世界の扉が、いくつも開きました。
 



同じく先行して始めた
「店員さんたちの一冊」もそうです。
 
 
アミュプラザ鹿児島で働くみなさんの
大切な一冊を紹介していただくコーナー。
 


こちらも選書コメントと実物の本を
合わせて紹介したのですが、



何より感動したのは

みなさんの書く文章が彩り豊かで
とってもすてきだったこと。
 


本が好きな店員さんたちだからこそ
まっすぐで心に届く文章ばかりで
 
読みたい本が、またまた増えました。




それと並行して、日中は広場の設営。

 
翌日からの広場での大々的なイベントに向けて
とにかく走り回って、広場を作っていました。
 

 
飲食ががっつり入るイベントを
運営するのは初めてだったので
 
テーブルを何個くらい置いたらいいか
どう並べたら見栄えがいいのか
 
それすらも手探りな状態でしたが
おそらくこんな感じか…?と相談しながら少しずつ。
 
 
 
大体並べても
これでいいのかなぁと不安も残しつつ、
ではあったのですが
 
 

やっと、
お…!いい感じじゃない?
となった大きなきっかけは
 

熊本から参加のモフbooksさん。
 

 
車のバックドアを開いたら
本棚があらわれる
 
車ごとが本屋さんの店舗なので
前日にいち早く入ることになりました。



白と水色のかわいい車の本屋さんが入るだけで
一気に雰囲気が出て
 

蒸し暑さでうまく回っていなかった頭でも
おお~!とテンションがあがったのを覚えています。




夜は、土日開催のワークショップの設営。
 
赤塚学園の学生のみなさんが
夜間にもかかわらず、自ら搬入設営に来てくださいました。
 

 
今回実は、結構赤塚学園のみなさんにすくわれていて
 
どんなにスケジュールが立て込んでいても
笑顔で楽しそうに企画に参加してくださったんです。
 


夜の搬入のときも
目をキラキラさせて、
 
「見てください!このしおり!」
「こういうことできたらな~と思って」とか
 
「お客さんに会うのが楽しみだよね~」と
 
すごく素直に話してくれました。
 
 

学業もアルバイトもあって忙しいはずなのに
まっすぐ全力で楽しんでくれるみなさんに
 
元気をもらって、奮い立たされました。







6月29日(土)
 

広場とワークショップがオープンし、
いよいよ本格的にイベントがスタート。
 

 
ナマ・イキVOICEにとっても初めての試みだったので
 
お客さんは来てくれるのだろうか
みなさんにどう届くのだろうか
 
正直なところを言うと
当日を迎えるまで不安な気持ちも大きかったのですが、
 
 
 
いざオープンしてみると、
 

本屋さんのまわりは
立ち読みしたり何冊も抱えたり
夢中になって本を探す人であふれて、
 
カレー屋さんには
すぐに長蛇の列ができて、
 
音楽ライブが始まれば
隣の人と同じように体を揺らして、
 

 
そんな景色が瞬く間に広がっていったので
不安な気持ちは一瞬で消えました。
 
 




 
うれしかった。
 


本当にすごく、うれしかったです。





一般応募の「わたしも一日本屋さん」にも
本を愛する多くの方が参加してくださって
 

暑い中、店頭に立ち続ける人、
大きな声で呼び込みをする小学生本屋さん、と
 
十人十色の個性豊かな本屋さんが
お祭りをさらに盛り上げてくださいました。





日中はステージまわりを作り上げてくださった
ウォークインスタジオさんの紹介で
 
若手のジモトアーティスト3組による音楽ライブも。
 


ナマ・イキの前のテーマソング
原田知世さんの「レモン」も曲目に入っていたりと
 

鹿児島愛にあふれるみなさんが
間違いなくステージ初日の勢いをつけてくださいました。
 




18時30分からの
ナマ・イキVOICEの時間帯も
 
この日は会場からの生中継。
 

ゲストの角田光代さん、
しまおまほさん、やついいちろうさん、など
 
イベントに参加してくださる
ほぼ全てのみなさんに出てもらっての中継、
 
 
そして最後は、音楽ライブアーティスト
柴田聡子さんのライブで生エンディングと
 

綱渡り的でもあり
詰めたい要素をガンガンつめての放送でした。
 
 
 
生中継でお話を聞いた
本屋さんやゲストのお三方は
みなさん本当に優しくてあたたかくて
 
我々のせわしない中継に付き合ってくださったこと
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
 
会場でも中継を多くの方が
アミュ広場の大型ビジョンで見守っていて
 
 
そんな一体感をみなさんが作ってくださったからこそ
できた放送だったなあ、と思います。
 
 
 
 
 
そして、イベントはその後も続き、
20時まで柴田聡子さんの音楽ライブ。
 
 
 




これがすごくよくて!
 
 
 
プロの柴田さんのライブに
よくて!とか言うのもどうかと思うのですが
 

本当によくて!
 
 
 
広場中央に設置したステージで柴田さんが歌う
その後ろの本屋さんエリアで
                     
                       
本屋さんたちが
本やお酒を片手にリズムに乗って
音楽を味わっていたんですよね。
 


で、それに呼応するように
 
本を買いに来たお客さんも
自然と体でリズムを刻みながら
お店をめぐっていて。
 


 
ああ、なんて平和な光景なんだろう、と思いました。
 
 
 
オープン直前まで抱えていた不安な気持ちは
すっかり消え去って


心地よい空気に身を任せるだけでよかった、
穏やかな夜になりました。






6月30日(日)
 
 
最終日。
 
この日はとにかくステージイベントが目白押しでした。
 
 
6組のトークライブや音楽ライブが控えていて
もうそれこそ、お祭り騒ぎな一日。
 




午前10時20分。
 

幕開けは
全員ジョンレノンな、川辺発のバンド
ALL LENNON PARADISE
 
 
その場にいる人をみんな笑顔にしてくれる
かっこいい音楽が彩りました。





午前11時。
 

お次は
子どもたちが中心の ともそだちバンド。
 
 
わたし、ともそだちの皆さんの歌った曲で
すごく好きな1曲があって。
 
 
真心ブラザーズの「朝が来た!」っていう歌で。
 
 
“朝が来た 朝が来た 今日も 朝が来た”
“昼が来る 昼が来る そのつぎ 昼が来る”
“だから大丈夫”
 
 
っていう、本当に抜粋ですが
 
 
こういう詞なんですけど

それを子どもたちが
まっすぐな歌声で歌ってくれて。
 
 

もう、涙が出ました。
 

 
みんなそれぞれの色で歌うまっすぐな歌が
涙がでるくらいあたたかくて

すごく元気をもらいました。
 




お昼になると
お客さんで広場はいっぱいに。
 




午前11時40分。
 

しまおまほさんとやついいちろうさんのトークライブでは
ビバ!本屋さんというテーマで

本屋さんのこと、理想の本屋さんのこと、
たくさんお話を聞かせていただきました。
 
 

しまおさんが言っていた
本屋さんが“ハブ”になって
いろんなものとつながっていく、というお話。
 

まさにこのイベントで
 
参加したみなさんが作ろうとしてくださっていたものに
近いような気がして
 
 
いろんな興味やきっかけを持った人たちが
 
直接言葉を交わさなくても
いつのまにかつながっていくような
 
不思議で大きな力を感じました。
 
 
 

 
それと、
 
そろそろ「長いな、このブログ」と
思い始めた方もいるかもしれませんが
 
 
今回ここまでブログに記憶を
書き綴っているのは
 
やついさんの言葉に
だいぶ影響されているからかもしれません。
 
 
 
写真に撮って思い出をアルバムにするように
文章を書いてそれを残すと
 
やついさんがライブでおっしゃっていて、
それがエッセイになっていると。
 
 
 
なので、わたしも、もっと、
文章で思い出を残す人になりたい、と
 
はっきり影響されたわけです。
 
※例のごとく写真を撮る習慣のない人間なので
そもそも壊滅的に写真が残っていないというのも原因ですが。

 
 
 
とはいえ、まだまだ、
 
お恥ずかしいほど散文極まりないし、
おもしろいと思ってもらえる文章は書けないので、
 
そこが申し訳ない限りですが
 
 
ブログもそんな風にしていけたらと思っているので
時間に余裕のある方は
お付き合いいただけるとうれしいです♪
 
 
 
 
 
少し話がそれてしまいましたが
 
その後も、ありがたいことに大盛況。
 




午後1時40分。
 

ピタゴラスイッチの音楽などでおなじみの
栗コーダーカルテットさんのライブには
 
 
信じられないくらい多くのみなさんが
集まりました。
 
 
ピタゴラスイッチのあの曲が披露されると
「おぉ~…」と、かみしめるようなオトナの小声と
無邪気に喜ぶお子さんたちの声があがりました。

 
わたしも、このあたりから運営にも余裕ができて、
ちゃっかりCD購入をして
サインもいただいちゃいました♪
 




午後3時30分。
 

角田光代さんのトークライブには
角田さんの著書を抱えた
多くの角田さんファンが集まり、
 
会場に来てくださったみなさんと
角田さんとの交流もあり、の時間となりました。
 

 
私も角田さんの小説やエッセイが大好きで
いろいろあるんですが
 
特に、角田さんの著書の
「だれかのことを強く思ってみたかった」という一冊は
 
お守り代わりにいつも持ち歩いているくらい
大切な一冊だったりするので
 
 
隣に座らせていただきながら
 
進行をしなきゃ!という気持ちと
うわぁ~角田さんだぁ…というふわふわした気持ちと
せめぎ合っている中での1時間でした。
 
 

 
特に印象的だったのは
 
トークライブの中でおっしゃっていた
「本に呼ばれている気がする」
という角田さんの言葉。
 
 
初めて聞いた表現だったけど
こんな私でもじわじわ分かるような感覚で、
 
 
本屋さんに実際に行って、本に出会うって
唯一無二の、めぐりあわせ、みたいなもの
ありませんか?
 
 
なんかそういう出会い、
本屋さんでしか感じられないものって
大事にしたいよなぁと、思いながら聞いていました。
 




そして、午後5時15分。
 

イベントのしめくくりは
 
中川理沙さん、MC.sirafuさん、古川麦さんによる
音楽ライブ。
 
 
 
ナマ・イキのエンディングにも
度々使わせていただいている中川理沙さんの音楽。
 

 
実をいうと
 
イベント終了してからの
怒濤の後片付けが迫っていたので
 
いろいろとやらないといけない作業で
山積みだったのですが
 
 
 
どうしてもどうしても(×100)聴きたくて
 
作業は一旦中断して
 
広場の後ろの方で
みなさんに混ざって、聴いていました。
 
 
 
 
 
なんというか…
 
 

もうですね…
 
 

このライブの時間は
もう特に、感慨深くて、
 
 

言葉にはできない感情が
こう、うわぁ~…と湧き上がってきて、
 
 

 
ひとり立ち尽くして聴きながら、泣いていました。
 
 
涙が止まりませんでした。
 
 
 
 
もともとナマ・イキのエンディングで知ってから
 
中川理沙さんや
ザ・なつやすみバンドの音楽は
 
ものすごく大好きで
月イチのラジオでも欠かさず流すくらい好きで
 
すごく好きな方だったのですが
 
 
 
そこからくる
憧れのあの方の音楽を聴けた!っていう感動
だけじゃなくって
 
 

中川さん、MC.sirafuさん、古川さんがつくる音楽が
 
生で聴くともう
心を直接あたためてくれるような
そんな体感がして
 
 
気がついたら、ボロボロ泣いていました。
 
 
 
それに、
 
中川さんのやさしい歌声にのせて
 
カルチャーフェスで出会ったみなさんとの
大切な思い出の景色が
 
ぶわーーーっと脳内再生されて
より感慨深かったっていうのも、あると思います。
 



本当に、イベントの最後にぴったりな、
あたたかい時間でした。










だいぶ散文で読みづらかったかもしれませんが
こんな感じです 
 
 
 
 
 
初めての試み、手作りで手探りなイベント、
 
関わってくださったみなさんがいなければ
作れなかった3日間です。
 
 
 

蒸し暑い中、店頭に立ち続けてくださった
県内外の本屋さん、カレー屋さん
 
 
たくさんの好きを伝えてくださった
わたしも一日本屋さん
 
 
ワークショップで
お客さんと数え切れない思い出を作った
赤塚学園の学生のみなさん
 
 
とってもお忙しい中
大切な本のことを教えてくださった
「あの人の本棚」「店員さんたちの一冊」参加のみなさん
 
 
イベントを全力で盛り上げてくださった
ゲストのみなさん
 
 
最高のステージを作りあげてくださった
ウォークインスタジオのみなさん
 
 
そして、会場にきて
このお祭りを楽しんでくださったみなさん
 
 
 
 
 
力を貸してくださったみなさんに
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです 











このあたたかいお祭りで出会った一冊が
忘れられない大切な思い出が
 
みなさんのあしたも、強くしてくれますように。
 
 
 
 
また、どこかで