美山未来つなぎ隊の未来ノート
薩摩焼のふるさとの景観を美しく 美山未来つなぎ隊
竹ヤブをキレイな竹林にして、伐採した竹で竹垣を作ります。
整備をしているのは、薩摩焼のふるさと「美山」で暮らす住民たちです。今回、未来への思いを綴るのは「美山未来つなぎ隊」 の皆さん。
日置市東市来町美山。
400 年以上の歴史がある「薩摩焼」発祥の地です。
今も陶芸や工芸などモノづくりが盛んで、人気の観光地としても知られています。「これと、それを切ります!あと、これ。」
「美山未来つなぎ隊」は、この街でガラス工芸店を営む松岡 晃司(まつおか こうじ)さんが発起人となって、地域住民と、2014 年に設立しました。隊長 松岡 晃司(まつおか こうじ)さん
「僕たちが住む美山という所が、モノづくりとか歴史とか魅力がたくさんある。 その魅力に通じてお客様が訪れてくれる場所。そういう所に荒廃した竹林とかあってしまうと、魅力が半減してしまう。」観光地としての魅力を守るために始まった竹林整備。
毎年 11 月から 2 月にかけて行われています。
この活動に住民は?美山地区民生委員 石川みどりさん
「きれいに整備されて、観光に訪れた方たちも 散歩道として利用してくださってるので、非常にうれしいところです。」活動を始めて 11 年。
人口流出などで空き家になった建物の改修と利活用など、地域の活性化と課題解決にも取り組んでいます。隊長 松岡 晃司さん
「美山に住んでいる人たちが、キレイな街である事に誇りを持っていただいて、 美山を訪れた人とか、また来たいとか、ここにいつか住みたいとか、そういう風に思ってもらえるように、 みんなの愛が美山にあふれてくるような場所にしていきたいなと思っています。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
