姫城(ひめぎ)しゅじゅどん会の未来ノート
農業体験を通じて地域の子どもを育成 姫城(ひめぎ)しゅじゅどん会
わぁ~ 凄いじゃん。
お蕎麦を打つ子どもたち。
なかなか「さま」になっていますね。
これは、どんな取り組みなのでしょう?
- (メンバー)ハイ。頑張って!
今回、未来への思いをつづるのは「姫城(ひめぎ)しゅじゅどん会」の皆さん。
江戸時代、今の霧島市に実在した家臣「しゅじゅどん」。
今も、このように地域を見守っています。そんな偉人の名前にあやかって名付けた「姫城しゅじゅどん会」。
子どもたちに、かかし作りや 稲、サツマイモづくりなど、農業を体験させています。
この日は、蕎麦打ちの体験。
使っているのは、地元産の蕎麦粉です。
(メンバー)
何回も何回も揉み込んでいってくださいよ。昔、地元で行われていたことを子どもたちにも体験して欲しい。
そんな思いで、20年もの間、活動を続けてきました。
(会長・肥後義弘さん)
子どもたちのために。
未来を目指した子どもたちへのエールでしょうかね。エールを受けた子どもたち、真剣なまなざしで、自分たちで打った蕎麦を切っていきます。
- (子ども)できた。
ちょっと太いのもあるけど、そこはご愛敬。
打ち上がった蕎麦は、そのまま調理室に運ばれます。
生まれて初めて、麺から作ったおそばの味は?
- (子ども)うーん、うまい。
うん、そうだよね!
苦労して作ったおそばは格別です。- (子ども)初めて作ったから、嬉しかった。
(子ども)
難しかったけど、楽しかった。
力がないと、無理だった。(会長・肥後義弘さん)
体験に勝るものなしで、将来、生きる力と言いますか、きっとなるんじゃないかと。「地域が子どもたちを育てる」
この活動は、姫城地区のお年寄りと子どもたち、そして未来をつなぐ、大きな存在になっています。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
