草刈りツーリズムプロジェクトの未来ノート
草刈りで問題解決 明るい未来を切りひらく 草刈りツーリズムプロジェクト
広場の草刈りをするメンバーたち。
伸びた雑草を刈り取っていきます。
この「草刈り」を通じて、さまざまな地域と交流しているグループがありました。
今回、未来への思いを綴るのは、「草刈りツーリズムプロジェクト」の皆さんです。
鹿児島市喜入の住宅街にある広場。
そこには、レモンの実
そして、ビワの木が。
ウコッケイまで!
楽しそうな広場ですが、
元々は…。
(隊長・志戸辰也さん)
2m近くのセイタカアワダチソウがいっぱい広がっていて、ゴミを捨てる人がいたり、近くに公園もなかったってことで、子どもたちが遊べる公園みたいな農園を作ろうかと。
それで草を刈りました。地域の問題解決がきっかけで誕生した、草刈りツーリズムプロジェクト。
活動の様子をSNSで発信したところ、思いもよらない反応が…。
(隊員・亀井愛子さん)
SNSで話題になって、草刈りに来てくれない?ってオファーがあったり、草で困っている人がいるんだけどって、紹介してもらったりとか。荒れ地が、このグループの活動によって、遊び場に大変身!
町の景色も変わったと言います。
(隊長・志戸辰也さん)
このウッコウケイにエサをあげたり、去年か一昨年は、小さい子供がシートを敷いてスケッチをしていました。それを見て、いいなと思った。この日は、草刈りの仕方の講習会。
遠くは、日置市からの参加者もいました。
(参加者)
人口減少で、地域の景観を守るっていうか、そういうのが大変になってきているので、少しでもキレイにするために協力できたらなと思っています。(隊員・亀井愛子さん)
実は、大人の人たちがこんな風にしてきれいにしてくれていたんだ。
今度は、自分たちが大きくなったらそのようにしてあげようっていう、高齢の方が草刈りが大変だっていうのを手伝ってあげられるような、意識付けが大事。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
