霧島市立宮内小学校6年生の未来ノート
学校の伝統行事で人を想う気持ちを育てる 霧島市立宮内小学校6年生
児童
「お客様ご来店です!」
全員
「いらっしゃいませ~」児童
「熱いのでお気をつけください。ご注文の品はお揃いでしょうか。ごゆっくりどうぞ!!」次から次に運ばれてくる、美味しそうな“うどん”。
オーダーをとったり、うどんを運んだり、接客をしているのは小学生なんです。今回、未来への思いを綴るのは「霧島市立宮内小学校6年生」の皆さんです。
五穀豊穣などを祈念する鹿児島神宮の初午祭。
国の無形民俗文化財でもある伝統行事です。
その初午祭に合わせて行われていたのは、会場の近くにある宮内小学校のうどんバザーです。
客の男性
「地元なので。風物詩なので来ました。」
うどんを食べた子ども
「おいしい。」宮内小学校伝統のうどんバザーが始まったのは、昭和25年頃。
児童全員を修学旅行へ連れていくための費用の捻出を目的として、始まりました。
卒業アルバムの製作費などに売上が充てられるようになったのを機に、毎年6年生全員が参加して、うどん販売の手伝いをするようになったのです。
直島暖橙さん(宮内小6年生)
「みんなで楽しみながら、お客さんを不快な気持ちにさせないように、がんばりたいです。」今では、地元企業から接客について学ぶなど、子どもたちのキャリア育成にもつながっています。
PTA会長 内田淳さん
「人に何かをすると感謝されて自分も嬉しいという気持ちを忘れないで、これから中学、高校と大きくなっていってほしいなと思います。」小島花さん(宮内小6年生)
「最高学年として、下級生のお手本となることを卒業までにしていきたい。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
