ウミウシラボの未来ノート
海の素晴らしさを伝え続ける かごしまウミウシラボ
枕崎市の海岸で何かを探している人たち。
一体何を探しているんでしょう?
「あっ、ここにもいました。」
岩場にいた、この黒いものの正体は?
今回、未来への思いをつづるのは「かごしまウミウシラボ」の皆さん。
巻き貝の仲間、ウミウシ。
小さいものは、わずか数ミリの長さしかない海の生きもので、国内では1400種類以上が見つかっています。代表 西田和記さん
「黄色いのが、ワタユキシボリガイといいます。私が名前をつけました。」
参加者
「えー!」ウミウシの研究者でグループの代表、西田さん。
2年前から、仲間たちと共に誰でも参加できる観察会を県内各地で開いています。代表 西田和記さん
「ウミウシっていうのは、一つのきっかけにすぎないと思っていて。
海の環境を感じながらフィールドに出て、いろんなことを五感で感じ取ってほしい。
その自然体験そのものが、大事だと思っていて。」- 小さいウミウシは、探すのも大変。やっと見つけたウミウシは、潰してしまわないよう、丁寧に採集していきます。
参加した子ども
「アメフラシ。違う種類のアメフラシ。」この日は、20種類ものウミウシが見つかりました。
これらは観察するだけでなく、種類や数を記録したり、写真を撮ったりすることも目的のひとつです。
それが海の環境変化など、未来の研究にも繋がるそうです。参加した子ども
「ウミウシがいっぱいいた。」
母親
「フィールドワークは楽しいですよね。」代表 西田和記さん
「海がこれだけ素晴らしいものなんだっていうのを、知ってもらうきっかけになればなと思ってます。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
