3人に1人がスマホ裏に『証明写真』を入れている!? Z世代に流行の"エモい"新習慣とは
2026年8月9日(日) 08:30
「魂の表現」「夢のかけら」 人それぞれの裏の世界

新潟から鹿児島を旅してきた2人のスマホ裏には…
スマホの裏に入れるものは、証明写真だけに限らない。
新潟から鹿児島を旅してきた2人組は、「これだと思った」旅先ステッカーやチラシの切り抜きを挟んでいた。「魂の表現ですね」という言葉に、そのこだわりが凝縮されている。
赤塚学園デザイン科3年の池田愛さん(通称・池ちゃん)は、映画の半券や消しゴムのパッケージ、黄ばんだレシートをスマホの裏に入れている。「自分で必要と思えば、それが必要なものだったり、価値のあるものになるから」と語る池ちゃんの夢は、いつかデザイナーになること。スマホの裏は、そんな夢のかけらを詰めた小さなポートフォリオだ。
司法試験に向けて励むもえかさんはアニメの力強いセリフを、矢沢永吉さんのファンのたぐちさんは大好きな矢沢さんのステッカーを毎日のお守りにしている。絆創膏を常備する結婚式場スタッフ、留学のモチベーションに5ユーロ紙幣を入れる人など、実益と思いを兼ね備えたスタイルもある。
スマホの裏は、もうひとつの「自分」だ

「将来はデザイナーになりたい」と語る池田愛さん
「自分はこういう人間です、こんな性格ですと説明するのは難しいが、スマホ裏には何でも詰め込める気がする」、取材でそんな声が聞かれた。
毎朝鏡で自分の顔を見る以上に、私たちはスマホの裏を目にしているかもしれない。お守りになり、ファッションの一部になり、コミュニケーションのきっかけになる、スマホの「ウラ」はもはや、持ち歩くもうひとつの「自分」だ。
自分だけの譲れないものを、いつも目につく場所に。その小さな習慣が、どんな形の表現へと発展していくのか。スマホの裏の文化は、まだ進化の途中にある。



















































































































