10月4日は「○○○の日」 鹿児島・阿久根市の特産品が地元小学校の給食に登場! 児童も生産者も笑顔に
2025年10月10日(金) 20:30
地元の水産業者がイワシの丸干し1400食分を提供

阿久根名産! マイワシの丸干し
10月4日は何の日かごぞんじだろうか?
「1」「0」「4」の語呂合わせで、「イワシの日」!
イワシの産地として知られる鹿児島・阿久根市では、地元の水産会社から、市内の小・中学校の給食にイワシの丸干しが提供された。

阿久根市立山下小学校(鹿児島県阿久根市山下)
この取り組みは、阿久根市内の水産業者の若手などで作る「イワシ一家」が、毎年10月4日に合わせて行っている。
2025年は、阿久根市内10の小中学校に、マイワシを一夜干しにした丸干し1400食分が提供された。

白衣に着替えて準備スタート!
訪れたのは阿久根市立山下小学校の3、4年生のクラス。
給食の時間を迎え、給食係の児童たちが白衣に着替えます。

ていねいに盛り付け
皿にイワシの丸干しを盛り付けて、
苦かったりやわらかかったり 1匹のイワシにいろんな「味」

美味しそう!
イワシの丸干し給食の準備が出来ました!
それでは手を合わせて...

感謝の気持ちを込めて
「いただきます!」

苦っ!(><;)
待ちに待ったイワシの給食。
おそるおそる頭からかぶりつき「苦っ!」と思わず顔をしかめる男の子がいると思えば...

おいしい(^^)
豪快にほおばり、カメラに向かって「おいしい!」と笑顔を見せる女の子も。

イワシの食感や味を見事に言葉で表現 素晴らしい食リポ!
中には「頭がカリカリしていておなかはちょっと苦いけど、甘みもあっておいしいです」と、見事な食リポをしてくれた男の子もいた。

イワシについてお勉強も
地元の特産品を味わいながら、子どもたちは、イワシの餌がプランクトンであることや、ちりめんがイワシの稚魚であることなども学んだ。
児童の笑顔に生産者も感動

「笑顔で子どもたちが食べているところが一番感動した」と語る尻無公平会長
「おいしいとか、苦いとか、しょっぱいとか、そういうのを実際に感じてもらいたかったというのが一番の狙い」と話したイワシ一家の尻無公平会長。
児童のさまざまなリアクションに「生産者としても励みになる。笑顔で子どもたちが食べているところが一番感動した。私たちももっと頑張ろうと思った」と笑顔をみせた。

イワシっておいしいね♪
イワシのうま味がぎゅっと詰まった生産者からのプレゼントに、子どもたちは、地元の特産品の深い味わいを、存分にかみしめていた。