インフルエンザ急増 薩摩川内市とさつま町の保健所管内で感染者突出 学校などで拡大か?
2025年9月11日(木) 19:29
9月に入ってインフルエンザの報告数が急増しています。
特に川薩保健所管内は感染者数が突出していて、薩摩川内市の医師は「学校生活の場で広がっているのではないか」と推測しています。
県によりますと、9月1日から7日までの県内の定点医療機関のインフルエンザの患者の報告数は123人で、前の週の44人から3倍近く増加しています。
保健所別にみると、薩摩川内市とさつま町からなる川薩保健所管内で66人と突出して多くなっていて、県全体の報告数の半数以上を占めています。
薩摩川内市内の小児科です。
こちらの病院では2024年の同じ時期にインフルエンザ患者はほぼいませんでしたが、2025年は8月中旬から徐々に増え始め、今週は10日までの3日間で、既に18人がインフルエンザと診断されたということです。
殆どが小学生以下で、病院の理事長は、「学校など集団生活の場で感染が広がっている」と話します。
宮崎小児科・宮崎博理事長
「(患者が)少しずつ出だして変だなと思っていたら、じわじわ増えてくるので毎日、検査に追われる状況で、上り坂を登るようにして数が増えている。発生した(ウイルスを)誰かが学校もしくは保育園にそのまま持って行き、広まった可能性がある」
薩摩川内市では、9月8日以降、2つの小学校の3クラスで今シーズン県内で初めて学級閉鎖の措置がとられ、川薩保健所管内にはインフルエンザ流行発生注意報が発令されています。
一方、新型コロナは前の週は全国で2番目の水準で、今回は減少したものの定点当たりの患者の報告数は高止まりの状況です。
県はうがい、手洗い、室内の換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。
特に川薩保健所管内は感染者数が突出していて、薩摩川内市の医師は「学校生活の場で広がっているのではないか」と推測しています。
県によりますと、9月1日から7日までの県内の定点医療機関のインフルエンザの患者の報告数は123人で、前の週の44人から3倍近く増加しています。
保健所別にみると、薩摩川内市とさつま町からなる川薩保健所管内で66人と突出して多くなっていて、県全体の報告数の半数以上を占めています。
薩摩川内市内の小児科です。
こちらの病院では2024年の同じ時期にインフルエンザ患者はほぼいませんでしたが、2025年は8月中旬から徐々に増え始め、今週は10日までの3日間で、既に18人がインフルエンザと診断されたということです。
殆どが小学生以下で、病院の理事長は、「学校など集団生活の場で感染が広がっている」と話します。
宮崎小児科・宮崎博理事長
「(患者が)少しずつ出だして変だなと思っていたら、じわじわ増えてくるので毎日、検査に追われる状況で、上り坂を登るようにして数が増えている。発生した(ウイルスを)誰かが学校もしくは保育園にそのまま持って行き、広まった可能性がある」
薩摩川内市では、9月8日以降、2つの小学校の3クラスで今シーズン県内で初めて学級閉鎖の措置がとられ、川薩保健所管内にはインフルエンザ流行発生注意報が発令されています。
一方、新型コロナは前の週は全国で2番目の水準で、今回は減少したものの定点当たりの患者の報告数は高止まりの状況です。
県はうがい、手洗い、室内の換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。