仙巌園 園内移動用のモビリティ導入 バリアフリー強化 世界文化遺産の本格的導入は初 10月1日から
2025年9月10日(水) 19:22
鹿児島市にある世界文化遺産の仙巌園で、10月から観光客の移動を助ける新たな取り組みが始まります。
それがこの敷地内で利用できる近距離移動用の乗り物です。
その乗り心地を体験してきました。
美川愛実キャスター
「こちらが仙巌園を走る新型モビリティの『WILL』です。このように座席も動く仕組みになっています。そして右側のハンドルを押すと前に、左側を押すと後ろに進みます」
仙巌園を運営する島津興業と鹿児島トヨタ自動車が10月1日からの導入を発表したのは、園内の移動をサポートする新たな乗り物、「WHILL」です。
「WHILL」は電動の近距離移動用の乗り物で、運転免許がなくても運転でき、歩行が困難な人や高齢者でも快適に移動できるように設計されています。
仙巌園と尚古集成館は合わせて約5万平方メートルにおよぶ広大な敷地で、坂道も多いことから、以前から移動の負担軽減が課題となっていました。
今回導入されるのは、座りながら片手でハンドルを操作できる「WHILLModelC2」と、自転車に近い形で安定性に優れた「WHILLModelR」。
最高時速は6kmですが、施設内では安全を考慮して最高時速4kmに制限されます。
敷地内のほとんどの建物内でも利用可能なWILL。
このまま外に出てみることに・・・
美川愛実キャスター
「下り坂も速度が変わらずゆっくりと進んでくれます。快適ですね。一定のスピードで進んでくれるので安心ですね。周りの景色も楽しみつつ、園内を回れそうです」
島津興業 仙巌園支配人・久保 誠さん
「お客さんの負担を減らすという意味ではすごくいいと思っているので、こういった取り組みをどんどん続けていきたい」
利用料は入園料に加えて1回2000円です。
世界文化遺産での本格的な導入は初めてとなるこのサービス。
仙巌園を含む明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産に登録されて2025年で10年。
バリアフリーを強化して、さらに多くの人が楽しめる世界遺産になりそうです。
それがこの敷地内で利用できる近距離移動用の乗り物です。
その乗り心地を体験してきました。
美川愛実キャスター
「こちらが仙巌園を走る新型モビリティの『WILL』です。このように座席も動く仕組みになっています。そして右側のハンドルを押すと前に、左側を押すと後ろに進みます」
仙巌園を運営する島津興業と鹿児島トヨタ自動車が10月1日からの導入を発表したのは、園内の移動をサポートする新たな乗り物、「WHILL」です。
「WHILL」は電動の近距離移動用の乗り物で、運転免許がなくても運転でき、歩行が困難な人や高齢者でも快適に移動できるように設計されています。
仙巌園と尚古集成館は合わせて約5万平方メートルにおよぶ広大な敷地で、坂道も多いことから、以前から移動の負担軽減が課題となっていました。
今回導入されるのは、座りながら片手でハンドルを操作できる「WHILLModelC2」と、自転車に近い形で安定性に優れた「WHILLModelR」。
最高時速は6kmですが、施設内では安全を考慮して最高時速4kmに制限されます。
敷地内のほとんどの建物内でも利用可能なWILL。
このまま外に出てみることに・・・
美川愛実キャスター
「下り坂も速度が変わらずゆっくりと進んでくれます。快適ですね。一定のスピードで進んでくれるので安心ですね。周りの景色も楽しみつつ、園内を回れそうです」
島津興業 仙巌園支配人・久保 誠さん
「お客さんの負担を減らすという意味ではすごくいいと思っているので、こういった取り組みをどんどん続けていきたい」
利用料は入園料に加えて1回2000円です。
世界文化遺産での本格的な導入は初めてとなるこのサービス。
仙巌園を含む明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産に登録されて2025年で10年。
バリアフリーを強化して、さらに多くの人が楽しめる世界遺産になりそうです。