鹿児島県議会開会 52億円余りの補正予算案を提案 トランプ関税への支援など
2025年9月5日(金) 18:36
5日、鹿児島県議会の9月議会が開会し、トランプ関税を巡る輸出業者への支援などを盛り込んだ52億円余りの補正予算案が提案されました。
5日開会した県議会の9月議会では、総額52億円余りにのぼる補正予算案などが提案されました。
これにはアメリカによるいわゆるトランプ関税への対策として、事業者が新たな輸出販路を開拓するための費用や、ブリなど水産物の輸出が停滞した場合の支援など約1億5900万円が盛り込まれています。
鹿児島県 塩田知事
「アメリカは本県農林水産物の輸出額の半分を占める最大の輸出国であり、本県にも大きな影響が生じることが懸念される。今後とも日米間での関税交渉の状況を注視しつつ、交渉結果を受けた国の対策内容等も踏まえ、速やかに必要な対策を講じていく」
また、県が鹿児島市のドルフィンポート跡地に整備を予定する新たな総合体育館を巡っては、県が現在公募の実施に向けて資料案の作成を進めていて、今回の議会でも議論が交わされる見通しです。
前回の6月議会では体育館の設計費約9億円を含む補正予算案が可決されていますが、関係者によりますと、この設計費について撤回を求める陳情が100件以上提出されているということです。
9月議会は10月2日までの28日間の日程です。
5日開会した県議会の9月議会では、総額52億円余りにのぼる補正予算案などが提案されました。
これにはアメリカによるいわゆるトランプ関税への対策として、事業者が新たな輸出販路を開拓するための費用や、ブリなど水産物の輸出が停滞した場合の支援など約1億5900万円が盛り込まれています。
鹿児島県 塩田知事
「アメリカは本県農林水産物の輸出額の半分を占める最大の輸出国であり、本県にも大きな影響が生じることが懸念される。今後とも日米間での関税交渉の状況を注視しつつ、交渉結果を受けた国の対策内容等も踏まえ、速やかに必要な対策を講じていく」
また、県が鹿児島市のドルフィンポート跡地に整備を予定する新たな総合体育館を巡っては、県が現在公募の実施に向けて資料案の作成を進めていて、今回の議会でも議論が交わされる見通しです。
前回の6月議会では体育館の設計費約9億円を含む補正予算案が可決されていますが、関係者によりますと、この設計費について撤回を求める陳情が100件以上提出されているということです。
9月議会は10月2日までの28日間の日程です。