大雨災害から2カ月 霧島市の温泉施設 日常を取り戻すため奮闘 鹿児島
2025年10月8日(水) 18:34
2025年8月の大雨では鹿児島県霧島市のいくつかの温泉施設も大きな被害を受けましたが、営業再開に向け奮闘していました。
霧島市・妙見温泉にあるきらく温泉の露天風呂です。
災害後の取材では、流入した大量の土砂が災害ボランティアにより手作業で取り除かれていましたが…
今では災害前と同じ姿に戻り、10日ほど前に営業を再開。
これからの秋の深まりとともに利用客を待っているということです。
一方こちらは、霧島市・日当山温泉の西郷どん湯。
災害時は1階の天井近くまで水没し、直後の取材では浴場やその周辺が大量の泥で覆われていました。
現在は泥はきれいに取り除かれ、脱衣場の床の張り替えや温泉をくみ上げるポンプの修理なども終わっています。
西郷どん湯 湯守・中村良美さん
「お湯は出る」
蛇口から温泉が出るようにもなり、営業再開も目前ですが、源泉掛け流しの維持に必要な部品がまだ届いていないため、もうしばらく休業が続くそうです。
西郷どん湯 湯守・中村良美さん
「毎日ここは通って見てきて時々、『こんにちは(再開は)まだですか?』『いつですか?』と聞かれるんですけど、苦しいですね。はっきりは言えないけど、11月から(営業再開)できたらいいなと思う」
ところで、大雨の影響は交通でもまだ残っています。
JR肥薩線では、路線内で線路を支える土台が崩壊し、吉松ー隼人間で運休が続いています。
9月1日からはバスによる代替輸送も行われていますが、再開の時期はまだ見通せていません。
また、霧島温泉郷に向かう国道223号線でも通行止めが続いていますが、こちらは10月中に片側交互通行ができるようになる見通しです。
一方、姶良市では国道10号線にかかる網掛橋で全面通行止めが続いています。
ここは1日あたり約2万5000台が通る交通の要ですが、復旧完了の見通しは立っていません。
霧島市・妙見温泉にあるきらく温泉の露天風呂です。
災害後の取材では、流入した大量の土砂が災害ボランティアにより手作業で取り除かれていましたが…
今では災害前と同じ姿に戻り、10日ほど前に営業を再開。
これからの秋の深まりとともに利用客を待っているということです。
一方こちらは、霧島市・日当山温泉の西郷どん湯。
災害時は1階の天井近くまで水没し、直後の取材では浴場やその周辺が大量の泥で覆われていました。
現在は泥はきれいに取り除かれ、脱衣場の床の張り替えや温泉をくみ上げるポンプの修理なども終わっています。
西郷どん湯 湯守・中村良美さん
「お湯は出る」
蛇口から温泉が出るようにもなり、営業再開も目前ですが、源泉掛け流しの維持に必要な部品がまだ届いていないため、もうしばらく休業が続くそうです。
西郷どん湯 湯守・中村良美さん
「毎日ここは通って見てきて時々、『こんにちは(再開は)まだですか?』『いつですか?』と聞かれるんですけど、苦しいですね。はっきりは言えないけど、11月から(営業再開)できたらいいなと思う」
ところで、大雨の影響は交通でもまだ残っています。
JR肥薩線では、路線内で線路を支える土台が崩壊し、吉松ー隼人間で運休が続いています。
9月1日からはバスによる代替輸送も行われていますが、再開の時期はまだ見通せていません。
また、霧島温泉郷に向かう国道223号線でも通行止めが続いていますが、こちらは10月中に片側交互通行ができるようになる見通しです。
一方、姶良市では国道10号線にかかる網掛橋で全面通行止めが続いています。
ここは1日あたり約2万5000台が通る交通の要ですが、復旧完了の見通しは立っていません。