大雨災害から1カ月 被災地は今 復旧が進む一方、道半ばの作業も 鹿児島・霧島市
2025年9月8日(月) 18:52
鹿児島県霧島市や姶良市で多くの市民の生活を一変させた大雨災害から8日で1カ月です。
被災地では復旧が進む一方で、道半ばの作業もいまだに多く残されています。
霧島市隼人町の姶良中央家畜市場では、生後12カ月までの子牛を対象にしたせり市が開かれました。
この場所は8月8日の大雨で最大で120cmほどが浸水し、体重計や事務所などに被害がでました。
月に一度行われる子牛のせり市は、牛の成長などで価格が左右されるため、施設では仮復旧を急ぎ、8日の再開にこぎ着けたということです。
畜産農家
「(再開されて)良かった。開催されるとか(仲間と)話をしょっちゅうしていた」
JAあいら・中條秀二代表理事組合長
「完全復旧に向けたあらゆる政策を講じて競りの危機に対応していく」
中川雅温記者
「霧島市日当山地区で水没し動かなくなってしまった車です。これからトラックに乗せられ運ばれます」
今回の災害では霧島市だけで少なくとも約700世帯で車の浸水被害が報告されています。
住宅の復旧が優先され車の損害調査が進まない中、大阪に本社を置く専門業者は8月18日から臨時の作業場を設け、県内で浸水した車の回収にあたっています。
この車はハンドルより高い位置まで浸水し、電気系統のパーツも故障したということです。
こちらの会社では浸水した車をすでに200台以上回収していますが、今週も引き取りの予約で全ての日程が埋まっているということです。
浸水車の回収にあたる専門業者 株式会社はなまる・鈴木涼平さん
「車の状態を確認する作業をしています。蒸し暑さが続いているので暑さが大変」
浸水車の回収にあたる専門業者 株式会社はなまる・小出和正 副センター長
「自社オークションサイトがあるのでそちらで販売している」
被災地では復旧が進む一方で、道半ばの作業もいまだに多く残されています。
霧島市隼人町の姶良中央家畜市場では、生後12カ月までの子牛を対象にしたせり市が開かれました。
この場所は8月8日の大雨で最大で120cmほどが浸水し、体重計や事務所などに被害がでました。
月に一度行われる子牛のせり市は、牛の成長などで価格が左右されるため、施設では仮復旧を急ぎ、8日の再開にこぎ着けたということです。
畜産農家
「(再開されて)良かった。開催されるとか(仲間と)話をしょっちゅうしていた」
JAあいら・中條秀二代表理事組合長
「完全復旧に向けたあらゆる政策を講じて競りの危機に対応していく」
中川雅温記者
「霧島市日当山地区で水没し動かなくなってしまった車です。これからトラックに乗せられ運ばれます」
今回の災害では霧島市だけで少なくとも約700世帯で車の浸水被害が報告されています。
住宅の復旧が優先され車の損害調査が進まない中、大阪に本社を置く専門業者は8月18日から臨時の作業場を設け、県内で浸水した車の回収にあたっています。
この車はハンドルより高い位置まで浸水し、電気系統のパーツも故障したということです。
こちらの会社では浸水した車をすでに200台以上回収していますが、今週も引き取りの予約で全ての日程が埋まっているということです。
浸水車の回収にあたる専門業者 株式会社はなまる・鈴木涼平さん
「車の状態を確認する作業をしています。蒸し暑さが続いているので暑さが大変」
浸水車の回収にあたる専門業者 株式会社はなまる・小出和正 副センター長
「自社オークションサイトがあるのでそちらで販売している」