住民1人死亡・400戸以上が浸水被害 鹿児島県姶良市で続く住宅復旧 増えるボランティアのニーズ
2025年9月8日(月) 18:48
住民1人が死亡し、400戸以上の住宅が浸水被害を受けた鹿児島県姶良市を井上キャスターが取材しました。
1カ月が立った今もボランティアのニーズが増え続けているということです。
姶良市蒲生町の住宅倒壊現場です。
記録的な大雨で住宅の裏山が崩れ、30代女性が亡くなりました。
1カ月がたった現場では住宅部分は撤去されていましたが、現在も片付け作業が行われています。
家にある思い出の品や必要なものを手作業で分ける作業が続いているといいます。
鹿児島県霧島市と同様にいまだに大雨の影響が残されている姶良市。
井上彩香キャスター
「姶良市と霧島市をつなぐ主要な道路が通る網掛橋です。あちらに作業員の姿が見えます。大雨災害から一ヵ月経ったきょうは護岸の改修作業の準備が行われています」
通行止めが続く網掛橋では川底にある橋の土台の下が深さ3メートルほどえぐられ、そこにたまったガレキや流木を取り除く作業が続けられています。
復旧の見通しはまだたっていません。
井上彩香キャスター
「姶良市平松です。土のうが積まれている奥の山から土砂崩れが起きて、その土砂が平松一帯を襲いました。地元の人によりますと、まさにきょう、国の予算で砂防ダムをつくるという連絡があったそうです」
最も大きな浸水被害が出た姶良市平松では8日から床下の土砂の撤去作業が始まったという場所も。
姶良市の社会福祉協議会から委託を受けたこの団体は8月10日から復旧作業に加わっています。
ピースボート災害支援センター・川村勇太さん
「汚れが広がらないようにある程度乾燥させた後に我々こういう風に作業を進めている。家屋に被害が出てしまっているが、それと同様にすごく傷ついている。お話ししていく中で解決する お手伝いすることを一番心がけている」
これまでは親族の家に避難していて、ようやく今から家の片付けに取りかかるというケースもあり、災害ボランティアを要望する市民からのニーズは増え続けているといいます。
姶良市社会福祉協議会・長尾貴史さん
「身内の息子さんや娘さんのところに身を寄せて今やっと(家に)帰ってきて、これから家財道具を運び出したいとか、これまでは家族で何とかやってたんだけど、炎天下の毎日の作業だったので体力的にも精神的にも疲労が蓄積していく中で、ボランティアにお願いできたらという声がある。引き続きボランティアの皆さんにはぜひご参加頂いて被災者の方に寄り添った形で引き続き支援ができたら」
停電や断水が解消しても被災地に思いを寄せ続けることが、一ヵ月経った今、改めて求められています。
被災地では引き続きボランティアを募集していて霧島市では水・金・土・日曜日に姶良市では火・木・土・日曜日に受け付けています。
1カ月が立った今もボランティアのニーズが増え続けているということです。
姶良市蒲生町の住宅倒壊現場です。
記録的な大雨で住宅の裏山が崩れ、30代女性が亡くなりました。
1カ月がたった現場では住宅部分は撤去されていましたが、現在も片付け作業が行われています。
家にある思い出の品や必要なものを手作業で分ける作業が続いているといいます。
鹿児島県霧島市と同様にいまだに大雨の影響が残されている姶良市。
井上彩香キャスター
「姶良市と霧島市をつなぐ主要な道路が通る網掛橋です。あちらに作業員の姿が見えます。大雨災害から一ヵ月経ったきょうは護岸の改修作業の準備が行われています」
通行止めが続く網掛橋では川底にある橋の土台の下が深さ3メートルほどえぐられ、そこにたまったガレキや流木を取り除く作業が続けられています。
復旧の見通しはまだたっていません。
井上彩香キャスター
「姶良市平松です。土のうが積まれている奥の山から土砂崩れが起きて、その土砂が平松一帯を襲いました。地元の人によりますと、まさにきょう、国の予算で砂防ダムをつくるという連絡があったそうです」
最も大きな浸水被害が出た姶良市平松では8日から床下の土砂の撤去作業が始まったという場所も。
姶良市の社会福祉協議会から委託を受けたこの団体は8月10日から復旧作業に加わっています。
ピースボート災害支援センター・川村勇太さん
「汚れが広がらないようにある程度乾燥させた後に我々こういう風に作業を進めている。家屋に被害が出てしまっているが、それと同様にすごく傷ついている。お話ししていく中で解決する お手伝いすることを一番心がけている」
これまでは親族の家に避難していて、ようやく今から家の片付けに取りかかるというケースもあり、災害ボランティアを要望する市民からのニーズは増え続けているといいます。
姶良市社会福祉協議会・長尾貴史さん
「身内の息子さんや娘さんのところに身を寄せて今やっと(家に)帰ってきて、これから家財道具を運び出したいとか、これまでは家族で何とかやってたんだけど、炎天下の毎日の作業だったので体力的にも精神的にも疲労が蓄積していく中で、ボランティアにお願いできたらという声がある。引き続きボランティアの皆さんにはぜひご参加頂いて被災者の方に寄り添った形で引き続き支援ができたら」
停電や断水が解消しても被災地に思いを寄せ続けることが、一ヵ月経った今、改めて求められています。
被災地では引き続きボランティアを募集していて霧島市では水・金・土・日曜日に姶良市では火・木・土・日曜日に受け付けています。