“なんちゃって新米”も登場 新米シーズン おにぎり店、米店は・・・ 鹿児島
2025年9月3日(水) 18:45
令和の米騒動はいまだ続いていますが、2025年も新米が市場に出始めています。
価格が気になるところですが、鹿児島市内のおにぎり専門店やお米屋さんの現状を取材してきました。
「なんちゃって新米」なるものも見つけました。いったい何でしょうか?
坪内一樹キャスター
「新米ののぼりが立っているのはおむすび屋さんです。ショーケースに並ぶおにぎり、新米に変わっています」
鹿児島市西谷山にあるおむすび屋さんです。
JAの関連会社の直営店ということで、新米には、比較的早く8月の頭から切り替わりました。
県内産のコシヒカリです。
結び屋・宮之原さや乃さん
「新米が入って1カ月経ったがおいしいという声をたくさん頂いています」
おむすびは店内の厨房でひとつひとつ手で握ります。
平日は1日に200個から250個が売れるそうです。
新米でおすすめの具材を聞いてみると…
結び屋・宮之原さや乃さん
「一番シンプルに(新米を)味わうには塩むすび」
ということで・・・
坪内一樹キャスター
「(おむすびを一口食べて)うん!ふっくら甘みがあって美味しいですね!」
購入客
「(新米は)ワクワクした気持ち。一口目を食べると美味しいという気持ちになります」
こちらではコメ価格の高騰を受け、2024年秋に1個につき30円の値上げをしました。
今後値上げするかどうかは未定ということです。
坪内一樹キャスター
「鹿児島市下荒田にあるお米屋さんですが、こちらに“なんちゃって新米”と書かれています。これはいったいどういうことでしょうか?」
鹿児島市下荒田の米穀店。
県内産の新米コシヒカリが税込み5キロ4000円で販売されていました。
米騒動の前の2年前の1980円と比べると2倍の価格です。
そんな中、店頭に並ぶのが“なんちゃって新米”です。
二之宮米穀店・二之宮行宣さん
「コメの中に規格がある。1万粒の中に虫が食ったものが何粒、白いものが何粒という基準でこれに1等2等3等という等級を決める。食味ではない。味ではない」
“なんちゃって新米”とは規格外のお米のことで、5キロ2800円で販売していました。
規格外の米はもともと捨てられてしまうことから、こちらの店では『もったいない』という思いで約10年ほど前から扱い始めました。
規格外とはいっても不良部分を取り除いて販売していて、通常の新米より安いことから客の反応も上々のようです。
二之宮米穀店・二之宮行宣さん
「『やっと出てきた』という感じ。うちの客は知っているから備蓄米に走らない」
新米の季節になりましたが、この店では9月23日から再び備蓄米も販売するということです。
二之宮米穀店・二之宮行宣さん
「待っている人は多い」
主食用米の全国の作付面積は増え、需要を上回る生産量は確保できそうですが、競争も過熱する中、その価格はどう推移していくのか。
今から新米の販売が増えていく中、その価格が注目されます。
価格が気になるところですが、鹿児島市内のおにぎり専門店やお米屋さんの現状を取材してきました。
「なんちゃって新米」なるものも見つけました。いったい何でしょうか?
坪内一樹キャスター
「新米ののぼりが立っているのはおむすび屋さんです。ショーケースに並ぶおにぎり、新米に変わっています」
鹿児島市西谷山にあるおむすび屋さんです。
JAの関連会社の直営店ということで、新米には、比較的早く8月の頭から切り替わりました。
県内産のコシヒカリです。
結び屋・宮之原さや乃さん
「新米が入って1カ月経ったがおいしいという声をたくさん頂いています」
おむすびは店内の厨房でひとつひとつ手で握ります。
平日は1日に200個から250個が売れるそうです。
新米でおすすめの具材を聞いてみると…
結び屋・宮之原さや乃さん
「一番シンプルに(新米を)味わうには塩むすび」
ということで・・・
坪内一樹キャスター
「(おむすびを一口食べて)うん!ふっくら甘みがあって美味しいですね!」
購入客
「(新米は)ワクワクした気持ち。一口目を食べると美味しいという気持ちになります」
こちらではコメ価格の高騰を受け、2024年秋に1個につき30円の値上げをしました。
今後値上げするかどうかは未定ということです。
坪内一樹キャスター
「鹿児島市下荒田にあるお米屋さんですが、こちらに“なんちゃって新米”と書かれています。これはいったいどういうことでしょうか?」
鹿児島市下荒田の米穀店。
県内産の新米コシヒカリが税込み5キロ4000円で販売されていました。
米騒動の前の2年前の1980円と比べると2倍の価格です。
そんな中、店頭に並ぶのが“なんちゃって新米”です。
二之宮米穀店・二之宮行宣さん
「コメの中に規格がある。1万粒の中に虫が食ったものが何粒、白いものが何粒という基準でこれに1等2等3等という等級を決める。食味ではない。味ではない」
“なんちゃって新米”とは規格外のお米のことで、5キロ2800円で販売していました。
規格外の米はもともと捨てられてしまうことから、こちらの店では『もったいない』という思いで約10年ほど前から扱い始めました。
規格外とはいっても不良部分を取り除いて販売していて、通常の新米より安いことから客の反応も上々のようです。
二之宮米穀店・二之宮行宣さん
「『やっと出てきた』という感じ。うちの客は知っているから備蓄米に走らない」
新米の季節になりましたが、この店では9月23日から再び備蓄米も販売するということです。
二之宮米穀店・二之宮行宣さん
「待っている人は多い」
主食用米の全国の作付面積は増え、需要を上回る生産量は確保できそうですが、競争も過熱する中、その価格はどう推移していくのか。
今から新米の販売が増えていく中、その価格が注目されます。