先日の西日本豪雨は、
県をまたぎ、広範囲にわたって甚大な被害をもたらしました。
鹿児島では、桜島に住んでいたお年寄り2人が
土砂災害の犠牲になりました。
そして、私のふるさと・広島県では
108人の方が亡くなり、いまだ6人の方が行方不明。(7月29日時点)
母親が生まれ育った坂町(さかちょう)では、16人が犠牲になり、1人が行方不明です。
小さい頃から、
夏休みや正月には必ず坂町で祖母や祖父、親戚と集まり、
近所の駄菓子屋さんに行ったり、
近くの川で魚を捕ったり、
公園ではセミを捕ったり花火をして遊んだり。
たくさんの思い出がありました。
でも、その思い出の場所を土砂が飲み込みました。
祖母の家の目の前まで土砂が迫っていました。
私の親戚は自宅に住むことができず、アパートを借りて住むなどしています。
いつ起こるか、誰の身に起こるかわからない自然災害。
一人一人の意識の持ち方を変えなければならない。
住民が積極的に、災害や防災の情報を取りにいかなければならない時代になってきていると思います。
8月は広島に帰る機会があるので、
坂町小屋裏の復旧活動に携わる予定です。
行方不明の方が、1分でも1秒でも早く
家族のもとへ帰ることができますように。
写真は、坂町小屋裏で復旧活動にあたった
私のいとこが撮影し、送ってくれたものです。