先月、アマチュアボクシング界最高峰の戦い
「第89回 全日本ボクシング選手権大会」が阿久根市で開かれました。
8階級に103人が出場し、
69キロ級決勝には、鹿屋市のジムを拠点に活動する岡澤セオン選手(鹿児島県体育協会所属)が出場しました。
大会連覇がかかった岡澤選手。
2012年のロンドンオリンピック日本代表の鈴木選手を相手に、第1ラウンドから積極的に攻撃をしかけます。
3ラウンドを戦い抜いた岡澤選手。
結果は、5-0の判定勝ちで圧倒的な強さを見せて優勝し、来年2月のアジア・オセアニア予選の出場を決めました。
アジア・オセアニア予選で5位以内に入れば、岡澤選手の自力での2020年の東京オリンピック出場が決まります。
私はボクシングの大会を取材するのは初めてだったのですが、
静かなる駆け引きや、グローブが肉体に当たる時の生々しい音、めまぐるしいスピードの中で展開される攻防、
その場にいるからこそ感じることができる緊迫感を肌で感じ、ボクシングのとりこになりました。
ボクシングをまだ見たことがないと言う方には、ぜひ会場に行って試合を見て欲しいと思いました。
来年10月に開幕する「かごしま国体」のボクシング競技は
今回の会場、阿久根総合運動公園総合体育館を舞台に試合が繰り広げられます。
皆さん、ぜひ足をお運び下さい。
余談ですが、試合後のインタビューで
全国から集まった報道陣を相手に、裏表のない受け答えで笑いを誘っていた岡澤選手。
人柄もとても素敵でした。
来年2月のアジア・オセアニア予選、全力で応援します!!目指せ、東京オリンピック!!!