清掃活動に10年取り組む家族 鹿児島・沖永良部島から世界へ
2026年2月26日(木) 18:15
子どもの夏休みの作文をきっかけに、鹿児島県沖永良部島でほぼ毎朝、約10年にわたって浜辺でごみ拾いを続けている家族がいます。
国連など世界からも注目されているという取り組みを轟木記者が取材しました。
樹齢120年以上、国頭小学校のガジュマルに…サンゴ礁が荒波で浸食されてできたフーチャ…
鹿児島市から約550キロ、雄大な自然が広がる沖永良部島です。
知名町の南東に広がるウジジ浜。
「おはようございます」
まだ夜も明けやらぬ時間にやってきたのは、竿さん一家です。
竿さん一家は7歳から16歳までの子ども4人と両親の6人家族。
この日は父親の智之さん、長女のりりさん、次女のはなさん、長男の喜一之助さんの4人の姿がありました。
実は彼らが子どもたちの登校前の時間を使って、約10年にわたって毎朝続けていることがありました。
それが…
「大きいやつはこっちでいいんじゃない?」
「歯ブラシ」
毎朝15分間のゴミ拾いです。
ウジジ浜を中心に、沖永良部島の海岸で流れ着いたゴミを拾います。
活動を始めたきっかけは、約10年前、当時小学3年生だったりりさんの夏休みの作文でした。
竿さん一家 長女・りりさん(16)
「家族でよく海に朝ごはんを食べに行ってて、そのとき帰りに海に落ちてるごみを1人2、3個ずつ拾ってた。(夏休みの)作文のテーマが環境問題で、お父さんに相談したら『いつもやっていたことがそういうこにもつながっている』という風に言われた」
作文がきっかけで、その年の自由研究もゴミ拾いがテーマに。
拾ったごみのバーコードを調べることで、韓国や中国など、アジア各地から多くのごみが流れ着いていることが分かりました。
自由研究が終わった後もごみ拾いは日課となり、気づけば活動は約10年にわたって続くことに。
竿さん一家 長女・りりさん(16)
「朝早くて起きるのが嫌で、たまに『もういいかな』って思ったことはあるけど『このごみの影響で生き物たちが』って見てると、そういう生き物たちを守りたいという気持ちの方が、やめたいより強くて」
そんな竿さん一家が今、注目しているものがあります。
それがマイクロプラスチックと呼ばれる5ミリ未満の小さなプラスチックです。
環境省によると毎年約800万トンが海洋に流出しているというプラスチックごみ。
その中でも特に回収が困難なマイクロプラスチックには、化学物質などの有害物質が含まれていることがあり、生きものが口にすることで生態系に影響を及ぼすことが懸念されています。
竿さん一家は、そんなマイクロプラスチックを回収し、教材やアート作品として活用。環境問題を「自分ごと」として発信し続けています。
このような竿さん一家の活動は、今、世界からも注目されています。
国際学会への招待や、国連のウェブサイトでの取り組みの紹介のほか、今では毎月のようにイベントなどへの出演依頼の声がかかるようになったということです。
夏休みの作文をきっかけにスタートした小さな取り組みは、この10年で地域の人々、そして世界の人々へと広がっています。
父・智之さん
「沖永良部というすごく小さな島で友達に伝えていったら輪がどんどん広がっていって、世界とかにまで行くようになって。子供たちが持ってるパワーってすごい」
りりさんの目標は、次の世代にもっときれいな海を残すことです。
竿さん一家 長女・りりさん(16)
「一番下の子が本当は裸足で遊べるような海にしたかったんですけど、その目標はかなわなかったけど、そのうち自分たちの子供の代の時くらいにはそういう海ができたらいいなって思いながらやってます」
竿さん一家の挑戦はきょうも続きます。
国連など世界からも注目されているという取り組みを轟木記者が取材しました。
樹齢120年以上、国頭小学校のガジュマルに…サンゴ礁が荒波で浸食されてできたフーチャ…
鹿児島市から約550キロ、雄大な自然が広がる沖永良部島です。
知名町の南東に広がるウジジ浜。
「おはようございます」
まだ夜も明けやらぬ時間にやってきたのは、竿さん一家です。
竿さん一家は7歳から16歳までの子ども4人と両親の6人家族。
この日は父親の智之さん、長女のりりさん、次女のはなさん、長男の喜一之助さんの4人の姿がありました。
実は彼らが子どもたちの登校前の時間を使って、約10年にわたって毎朝続けていることがありました。
それが…
「大きいやつはこっちでいいんじゃない?」
「歯ブラシ」
毎朝15分間のゴミ拾いです。
ウジジ浜を中心に、沖永良部島の海岸で流れ着いたゴミを拾います。
活動を始めたきっかけは、約10年前、当時小学3年生だったりりさんの夏休みの作文でした。
竿さん一家 長女・りりさん(16)
「家族でよく海に朝ごはんを食べに行ってて、そのとき帰りに海に落ちてるごみを1人2、3個ずつ拾ってた。(夏休みの)作文のテーマが環境問題で、お父さんに相談したら『いつもやっていたことがそういうこにもつながっている』という風に言われた」
作文がきっかけで、その年の自由研究もゴミ拾いがテーマに。
拾ったごみのバーコードを調べることで、韓国や中国など、アジア各地から多くのごみが流れ着いていることが分かりました。
自由研究が終わった後もごみ拾いは日課となり、気づけば活動は約10年にわたって続くことに。
竿さん一家 長女・りりさん(16)
「朝早くて起きるのが嫌で、たまに『もういいかな』って思ったことはあるけど『このごみの影響で生き物たちが』って見てると、そういう生き物たちを守りたいという気持ちの方が、やめたいより強くて」
そんな竿さん一家が今、注目しているものがあります。
それがマイクロプラスチックと呼ばれる5ミリ未満の小さなプラスチックです。
環境省によると毎年約800万トンが海洋に流出しているというプラスチックごみ。
その中でも特に回収が困難なマイクロプラスチックには、化学物質などの有害物質が含まれていることがあり、生きものが口にすることで生態系に影響を及ぼすことが懸念されています。
竿さん一家は、そんなマイクロプラスチックを回収し、教材やアート作品として活用。環境問題を「自分ごと」として発信し続けています。
このような竿さん一家の活動は、今、世界からも注目されています。
国際学会への招待や、国連のウェブサイトでの取り組みの紹介のほか、今では毎月のようにイベントなどへの出演依頼の声がかかるようになったということです。
夏休みの作文をきっかけにスタートした小さな取り組みは、この10年で地域の人々、そして世界の人々へと広がっています。
父・智之さん
「沖永良部というすごく小さな島で友達に伝えていったら輪がどんどん広がっていって、世界とかにまで行くようになって。子供たちが持ってるパワーってすごい」
りりさんの目標は、次の世代にもっときれいな海を残すことです。
竿さん一家 長女・りりさん(16)
「一番下の子が本当は裸足で遊べるような海にしたかったんですけど、その目標はかなわなかったけど、そのうち自分たちの子供の代の時くらいにはそういう海ができたらいいなって思いながらやってます」
竿さん一家の挑戦はきょうも続きます。



















































































































