金価格急騰で注目集まる“地下の金” 鹿児島・菱刈鉱山の秘密と最新DX
2026年1月22日(木) 10:00
金鉱石の採掘方法

重機で岩盤に穴を開け、そこに火薬を詰め込んで爆破する
採掘の最前線「切羽」と呼ばれる岩盤では、金鉱石の採掘が行われている。まず重機で岩盤に穴を開け、そこに火薬を詰め込んで爆破し、岩を砕く。砕いた石は地上に運ばれて人の手で選別された後、愛媛県の工場で金に精製される。
進むDX化と未来への展望

まだ150トン眠っているとされる鉱山で、DX化が進む
1985年から稼働している菱刈鉱山では今、作業のDX化が進められている。穴を開ける機械には作業場所を示すナビゲーションシステムが導入され、以前は作業員の経験則で行っていた作業の精度が向上した。
さらに2025年9月にはドローンも導入された。人間が立ち入れない危険な場所で金鉱脈の分析を行っている。ちなみにこのドローン、メディア初公開だ。
採鉱課の山下勝大さんは「想像でやっていた部分が実際に映像として見られるところが違う」と新技術のメリットを語る。
まだ約150トンの金が眠っているとされる菱刈鉱山。採鉱課の橋川広都さんは「DX化の推進で、実際に坑内で現場の方が働いているが、どんどん坑外から操作ができるようになるのでは」と未来を見据える。
前田鉱山長は「親子2代で働いている方が何家族かいる。これが続いて3代、4代と続いてもらいたい。2025の7月に40周年を迎えた。まずはトータル100年操業できれば」と長期的な展望を示した。
金価格の高騰に伴い、鹿児島の地下資源としての金の価値と重要性は今後さらに高まりそうだ。


















































































































