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鹿児島市議会の鵜狩友江市議が２０２５年９月、地元の町内会の催しに栄養ドリンクを提供したことが公職選挙法に抵触するおそれがあるとして、鵜狩市議や、所属する市議会会派の立憲社民が、１７日の議会運営委員会の場で陳謝しました。

鹿児島市議会・平山貴久議員
「会派としても深くおわびを申し上げ、鵜狩議員に対して深く反省を求めた」

市議会会派の立憲社民によりますと、鵜狩市議は２０２５年９月２０日、地元の町内会が開いたバーベキュー会に参加。その際、子供の会費代わりに栄養ドリンクを提供したということです。

公職選挙法では政治家が選挙区内の有権者に寄付を行うことは禁止されていて、９月の議会運営委員会で各会派に寄付を巡る調査の依頼があり、その結果、立憲社民では鵜狩市議の栄養ドリンクの提供が公職選挙法に抵触するおそれがある行為だったと判断、１７日の議運の場で陳謝したものです。

鹿児島市議会会派　立憲社民・鵜狩議員
「公職選挙法に抵触する可能性があるということから深く反省をしており、市民の皆様には大変申し訳なく思っている」

鹿児島市議会会派　立憲社民・大森忍団長
「お騒がせをしていることは会派として重く受け止め、おわびを申し上げたい」

また鵜狩市議は、今後、公選法違反の疑いの捜査などで事情を聴かれた時の対応について問われると・・・

鵜狩議員
「真摯（しんし）に対応したい」

一方、鵜狩市議は他の町内会へも同様に栄養ドリンクを持っていったのではないかと指摘を受けています。

会派ではこれについて「頼まれて持っていただけ」と説明していますが、再調査をした上で年明け以降、改めて報告する考えを示しています。