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ＪＡＸＡは機体の不具合により打ち上げを延期していたＨ３ロケット８号機について１２月１７日に種子島宇宙センターから打ち上げることを発表しました。

Ｈ３ロケット８号機は当初、１２月７日に打ち上げられる予定でしたが、機体の最終点検でロケットの機体に搭載されている機器のデータに、異常値が確認されたことから打ち上げを延期していました。

ＪＡＸＡによりますと原因を特定し、対策が完了したことから打ち上げは１２月１７日の午前１１時から正午までの間に種子島宇宙センターで行われることになりました。

Ｈ３ロケット８号機に搭載される政府の準天頂衛星「みちびき５号機」は日本版ＧＰＳと呼ばれ、カーナビやスマートフォンの位置情報の提供のほか、地震や津波など災害時の情報発信にも役立てられます。

政府は２０２６年２月にもみちびきを打ち上げ、アメリカのＧＰＳなど他国のシステムに依存せず、みちびきのみで測位が可能になる７機体制の実現を目指しています。