小学校跡地どう活用? 錦江町に全国からクリエーターが集結!【鹿児島発】
2025年12月5日(金) 18:34
閉校となった小学校の跡地利用の話題です。
鹿児島県によりますと、この10年で閉校した県内の公立の小中学校は114校ありますが、2年前の調査ではそのうち71校が未活用だということです。
そんな中、鹿児島県錦江町の小学校跡地では全国のクリエーターを対象としたあるイベントが開かれました。
そのねらいとは?
ずらりと並ぶキラキラしたアクセサリーに…
閉校した小学校で楽しそうに遊ぶ動物たちの絵。
フェルトでできたかわいらしい動物たちのブローチもあります。
これらの商品は、クリエーターたちがひとつひとつ手作りしたものです。
錦江町が主催した今回で2回目の開催となる「海との暮らし、あおのクラフトマルシェ」。
普段は主にインターネット上でハンドクラフト作品を販売するクリエーターたちが錦江町に集まり、作品を直接販売するイベントです。
「錦江町をイメージしたブルーの作品を」と、町からリクエストがあったこともあり、青色の商品も数多く並びました。
また、クリエーターに教わりながら自分で作品をつくることができるワークショップのコーナーも設けられ、地元の人とクリエーターとの交流の場になっていました。
キーホルダーを作った子供
「楽しかった」
父親
「こういうワークショップがあったらやりたいと言うのでさせようと思った。いい機会だったと思う」
実はこのイベント、参加したクリエーターたちにはある共通点がありました。
それは…
クリエーター
Q.どちらから?
「神戸から来ています」
「神奈川県横浜市から参りました」
「茨城県つくば市から参りました」
多くが県外からの参加者だったんです。
なぜならば…
錦江町が閉校した小学校の跡地をアトリエとして使ってくれる人を探しているからです。
錦江町 未来づくり課・上吹越寿次課長
「都会の方々は作品を作ったり、保管する場所に困っているところもある。地方は学校が閉校になってしまって、大きな施設で空きが出てきているので、そういう所を少しでも活用できないかということでチャンスがあるのではないか」
翌日。
マルシェを終えたクリエーターたちが参加したのは、校舎の見学ツアー。
まず到着したのは、2025年3月に閉校したばかりの池田小学校です。
エアコンは5年前に新調したばかりで、すぐ隣には教職員用だった住宅も完備されています。
今回のツアーの目的は、閉校により広い場所を持て余してる錦江町と、音や匂いを気にせず作業できる広い場所を必要としているクリエーターたちの悩みをマッチングさせ、解決することです。
企画には登録者数30万人を超える日本最大のハンドメイド作品販売サイト「クリーマ」が全面協力。
今回のプロジェクトに興味があるクリエーターを募集したところ、全国から定員を上回る25人の応募があったそうです。
参加したクリエーター
「私は絵を描いているんですけど、結構大きな作品を作ることが多いので、なかなか自由に使わせてくれる大きな場所がないので、熱い思いのある人のもとで創作できる場所があれば本当にありがたい」
「ありだと思いますがちょっと遠いですよね」
ツアーに参加した上での受け止めは人それぞれ。
錦江町では必ずしも移住にはこだわらず、現在の居住地との「2拠点スタイル」や、「シェアアトリエ」としての利用なども視野に入れています。
クリエーターによる利用が実現すれば、定期的にマルシェが行われ、ワークショップも楽しめる錦江町の新たな観光スポットになる可能性も秘めています。
ハンドメイド作品を販売するサイトを運営 クリーマ・大橋優輝取締役
「例えば入居してアトリエとして使って平日の日中は制作作業や、夕方あるいは週末はワークショップをしたり、体育館を使ってイベントを起こしたりとか、そういった形で地域の人たちとつながりを持ちながら、自分たちのやりたいことが実現できる、そんな場所ができれば理想」
夢が広がる、学校跡地の活用プロジェクト。
今後の展開に注目です。
このツアーは2025年で2回目なんですが、2024年参加した作家さんが錦江町のファンになり、この1年で6回錦江町を訪れたという方もいました。
関係人口を増やすという点では、すでに一定の成果が出ているようです。
鹿児島県によりますと、この10年で閉校した県内の公立の小中学校は114校ありますが、2年前の調査ではそのうち71校が未活用だということです。
そんな中、鹿児島県錦江町の小学校跡地では全国のクリエーターを対象としたあるイベントが開かれました。
そのねらいとは?
ずらりと並ぶキラキラしたアクセサリーに…
閉校した小学校で楽しそうに遊ぶ動物たちの絵。
フェルトでできたかわいらしい動物たちのブローチもあります。
これらの商品は、クリエーターたちがひとつひとつ手作りしたものです。
錦江町が主催した今回で2回目の開催となる「海との暮らし、あおのクラフトマルシェ」。
普段は主にインターネット上でハンドクラフト作品を販売するクリエーターたちが錦江町に集まり、作品を直接販売するイベントです。
「錦江町をイメージしたブルーの作品を」と、町からリクエストがあったこともあり、青色の商品も数多く並びました。
また、クリエーターに教わりながら自分で作品をつくることができるワークショップのコーナーも設けられ、地元の人とクリエーターとの交流の場になっていました。
キーホルダーを作った子供
「楽しかった」
父親
「こういうワークショップがあったらやりたいと言うのでさせようと思った。いい機会だったと思う」
実はこのイベント、参加したクリエーターたちにはある共通点がありました。
それは…
クリエーター
Q.どちらから?
「神戸から来ています」
「神奈川県横浜市から参りました」
「茨城県つくば市から参りました」
多くが県外からの参加者だったんです。
なぜならば…
錦江町が閉校した小学校の跡地をアトリエとして使ってくれる人を探しているからです。
錦江町 未来づくり課・上吹越寿次課長
「都会の方々は作品を作ったり、保管する場所に困っているところもある。地方は学校が閉校になってしまって、大きな施設で空きが出てきているので、そういう所を少しでも活用できないかということでチャンスがあるのではないか」
翌日。
マルシェを終えたクリエーターたちが参加したのは、校舎の見学ツアー。
まず到着したのは、2025年3月に閉校したばかりの池田小学校です。
エアコンは5年前に新調したばかりで、すぐ隣には教職員用だった住宅も完備されています。
今回のツアーの目的は、閉校により広い場所を持て余してる錦江町と、音や匂いを気にせず作業できる広い場所を必要としているクリエーターたちの悩みをマッチングさせ、解決することです。
企画には登録者数30万人を超える日本最大のハンドメイド作品販売サイト「クリーマ」が全面協力。
今回のプロジェクトに興味があるクリエーターを募集したところ、全国から定員を上回る25人の応募があったそうです。
参加したクリエーター
「私は絵を描いているんですけど、結構大きな作品を作ることが多いので、なかなか自由に使わせてくれる大きな場所がないので、熱い思いのある人のもとで創作できる場所があれば本当にありがたい」
「ありだと思いますがちょっと遠いですよね」
ツアーに参加した上での受け止めは人それぞれ。
錦江町では必ずしも移住にはこだわらず、現在の居住地との「2拠点スタイル」や、「シェアアトリエ」としての利用なども視野に入れています。
クリエーターによる利用が実現すれば、定期的にマルシェが行われ、ワークショップも楽しめる錦江町の新たな観光スポットになる可能性も秘めています。
ハンドメイド作品を販売するサイトを運営 クリーマ・大橋優輝取締役
「例えば入居してアトリエとして使って平日の日中は制作作業や、夕方あるいは週末はワークショップをしたり、体育館を使ってイベントを起こしたりとか、そういった形で地域の人たちとつながりを持ちながら、自分たちのやりたいことが実現できる、そんな場所ができれば理想」
夢が広がる、学校跡地の活用プロジェクト。
今後の展開に注目です。
このツアーは2025年で2回目なんですが、2024年参加した作家さんが錦江町のファンになり、この1年で6回錦江町を訪れたという方もいました。
関係人口を増やすという点では、すでに一定の成果が出ているようです。


















































































































