旧統一教会関連で「おはら祭」参加拒否、71歳代表が鹿児島市を相手に行政訴訟
2025年12月2日(火) 18:40
おはら祭への参加を認められなかったのは、旧統一教会が反社会的団体であるなどの誤った認識に基づくもので、信教の自由の侵害などにあたるなどとして、関連団体の代表を務める男性が事務局を務める鹿児島市に、参加拒否の取り消しを求める行政訴訟が2日開かれました。
鹿児島市は「今年のおはら祭はすでに終わっている」などとして請求を却下するよう求めています。
訴えを起こしているのは「鹿児島家庭教会おはら祭愛好会」の代表を務める、南九州市の71歳の男性です。
訴状などによりますと、この男性は11月に行われたおはら祭に踊り連の参加申請をした際、おはら祭振興会により「旧統一教会との関係が類推される」「参加がふさわしくない」などとして参加を認められませんでした。
男性は旧統一教会について「民事訴訟を理由に反社会的とするのは誤り」と主張するとともに、「宗教を理由に参加が認められないのは信教の自由を侵害する」などとして、おはら祭振興会の事務局を務める鹿児島市に対し、参加拒否の決定の取り消しを求めています。
これに対し鹿児島市は、参加拒否は振興会が決めたことで、行政訴訟の対象にならず、また2025年のおはら祭はすでに終わっていて、仮に参加拒否を取り消しても原告に何の法的利益も認められないなどとして、請求を却下するよう求めています。
南九州市在住の男性(71)
「憲法の下で保障されている信教の自由、個人の権利、そこも当然争う。2年連続(参加申請を)断られたので、私たちは来年も再来年も断られるのではないか。それを防ぎたい。そういう意味では我々に利益はある」
鹿児島市は「今年のおはら祭はすでに終わっている」などとして請求を却下するよう求めています。
訴えを起こしているのは「鹿児島家庭教会おはら祭愛好会」の代表を務める、南九州市の71歳の男性です。
訴状などによりますと、この男性は11月に行われたおはら祭に踊り連の参加申請をした際、おはら祭振興会により「旧統一教会との関係が類推される」「参加がふさわしくない」などとして参加を認められませんでした。
男性は旧統一教会について「民事訴訟を理由に反社会的とするのは誤り」と主張するとともに、「宗教を理由に参加が認められないのは信教の自由を侵害する」などとして、おはら祭振興会の事務局を務める鹿児島市に対し、参加拒否の決定の取り消しを求めています。
これに対し鹿児島市は、参加拒否は振興会が決めたことで、行政訴訟の対象にならず、また2025年のおはら祭はすでに終わっていて、仮に参加拒否を取り消しても原告に何の法的利益も認められないなどとして、請求を却下するよう求めています。
南九州市在住の男性(71)
「憲法の下で保障されている信教の自由、個人の権利、そこも当然争う。2年連続(参加申請を)断られたので、私たちは来年も再来年も断られるのではないか。それを防ぎたい。そういう意味では我々に利益はある」


















































































































