【取るぞ一本！注目チーム】〈4〉志布志市・青雲館 チームスローガンは「気魄」 11月30日開催・昴旗少年剣道錬成大会
2025年11月28日(金) 11:10
青雲館の誕生は戦後間もない75年前 旧松山町内で唯一残る少年剣道クラブ
11月30日開催の昴旗県少年剣道錬成大会を前に、シリーズでお送りしている「取るぞ一本！」。
27日は、鹿児島県志布志市松山町では唯一の少年剣道クラブ、青雲館。
志布志市松山町の青雲館が誕生したのは、戦後間もない、今から75年前のこと。
道場の名前「青雲館」は、かつて子供たちが青空の下で練習していたことに由来しているそうだ。
今は亡き初代館長の門下生の一人、谷口欣郎監督が週に3回指導する
そんな、歴史のある青雲館で監督を務める谷口欣郎さんは、今は亡き初代館長の門下生の一人。
所属する6人の子供たちに週に3回、剣道を教えている。
小学生高学年の部に出場する3人
今大会、小学生高学年の部に出場するのは、こちらの3人。
先鋒の児玉歩璃選手は面が得意。
元気いっぱいの剣道で頑張る。
青雲館・先鋒 児玉歩璃選手（小4）
「先鋒として一本取れるように頑張ります」
中堅は渡邊晶香選手。
5年生として年下のふたりをまとめる。
得意技は返し胴。
青雲館・中堅 渡邊晶香選手（小5）
「明るくて元気で剣道が大好きな3人組です。先鋒が取ってきてもそうでなくても大将に続けられる試合がしたいです」
大将は、内に闘志を秘めるタイプという松崎蒼摩選手。
得意の小手と胴で勝利をつかむ。
青雲館・大将 松崎蒼摩選手（小4）
「先に取ってきた２人のことを台無しにしないようにします」
75年の歴史を背負って戦う
少子化で、周りの少年剣道クラブがなくなっていく中、旧松山町内で唯一残る青雲館。
チームスローガンの「気魄」を胸に、75年の歴史を背負って戦う。
「青雲館 取るぞ１本！」
