地下800メートルの恵み 鹿児島・垂水市の「飲む温泉水」が世界へ シラス台地が育む清らかな味
2025年11月2日(日) 09:00
世界に広がる垂水の温泉水

エスオーシーは東南アジアへの輸出強化を計画
需要の高まりを受け、工場を増設する企業も出てきている。「温泉水99」を販売するエスオーシーは、口コミサイトでの人気の高まりを受けて第3工場を建設。さらに東南アジアへの輸出強化も計画しており、2026年1月からはタイ国内での販売を予定している。
同社の草間茂行社長は「外国の皆さんも『おいしい』と言っていただき、カンボジアでも非常にたくさん需要があって、毎月、定期的に40フィートのコンテナで注文がある。これから相当、外国でも輸出が期待できる」と展望を語る。
垂水が誇る特産品である飲む温泉水は、市民だけでなく全国に、そして世界へと広がっている。温泉というと入浴を思い浮かべがちだが、飲んでその味わいを楽しむという新たな温泉文化も体験してみてはいかがだろうか。
















































































































