畜産の未来

みなさんこんにちは!!
ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
先日、KTSライブニュース(平日18:09~)の火曜日の特集コーナー〝今、鹿児島でー〟で、鹿児島の畜産の未来について特集しました。
私自身畜産についてこれだけしっかり取材をするのは初めてでした。
自分も0から学ばせて頂く気持ちで取材をしました。
ところで、鹿児島の皆さんは、県外の人に鹿児島をPRするとき、なんと言いますか?
私は「桜島に、霧島連山に、奄美大島に、種子島に屋久島に…。とにかく自然がたくさん。空気が美味しい。焼酎が美味しい。歴史が深い。そして何より、黒牛、黒豚とお肉が美味しい!!!」ですかね。
絶対に「鹿児島のお肉が美味しい」ことは伝えたいです!
皆さんもそうですよね!?

ですが、私たちが住む鹿児島が誇る畜産も、今大きな課題を抱えています。
それは2点あって、
「産業動物を診る獣医師の不足」と「畜産農家高齢化による担い手不足」です。
(※産業動物とは、牛、豚、馬、鶏など経済活動を目的に飼育される動物のこと)
今回は現場の声もしっかり聞きたいと、
獣医師の卵が学ぶ実習の現場(鹿児島大学共同獣医学部の講義)、曽於市の畜産農家、そして、鹿児島の畜産の未来の鍵を握る新施設、今年4月1日にオープンした「南九州畜産獣医学拠点(通称SKLV)」を取材しました。
未来の獣医師である学生の皆さんは、
「人と動物をつなぐ獣医師になりたい」
「口蹄疫や鳥インフルエンザなどで商品が売れなくなったり、本来人に食べられる家畜が殺されているのに胸を痛めて獣医師を志した。日本の畜産業をもっと良くしたい」
「馬が大好きで、馬を診る獣医になるために卒業後は北海道に行く」
目をキラキラさせながら離してくれました。
曽於市の畜産農家、25歳の上岡さんは
担い手が少ない現状を実感しつつも、
もっと若い人たちに興味を持ってもらえる取り組みを仲間達と考えてやっていきたいと、
爽やかな表情で話してくれました。
そして、最新鋭の設備が整ったSKLV。
詳しくは、特集を紹介したページがありますので、コチラへ!(←「コチラ」をクリック)

当たり前のように食卓に並び、
その美味しさに幸せをもらっている鹿児島のお肉。
その背景には、様々な問題や思いがあることを皆さんにも知って頂きたいです。
私は今回の取材を通じて、より鹿児島の畜産業に誇りを持つとともに、
その畜産業をあらゆる方向から支える人への感謝の気持ちが大きくなりました。
10年後も20年後も、
鹿児島を支える畜産業が発展していくように。
私も今後も関心を持ち続けたいと思います。