7月27日に総合開会式が行われ、
熱戦が続いている南部九州インターハイ。
(開催県は鹿児島、熊本、宮﨑、沖縄、和歌山)
鹿児島でのインターハイ開催は、
1982年のインターハイ(愛称“57総体(ゴーナナそうたい)”)以来、
実に37年ぶりです!!
鹿児島に、全国のトップ選手が集い、それを取材できるなんて!
スポーツ担当として、こんなに幸せなことはありません。
私は、8月3日、4日に伊佐市菱刈で行われた、
カヌー競技の取材をしました。
去年から取材をしている、
曽於高校2年生の尾上楓選手にとっては、二度目のインターハイ。
去年は一年生ながら、
女子カヤックシングル200m、500mともに5位入賞を果たしました。
今年は「これまでで一番調子がいい」と本人が言うほど、
良い状態で500mの決勝を迎えました。(台風接近の影響で、今年は200mのレース中止)
結果は、4位入賞。
去年よりランクアップしたものの、レース後の尾上選手の目には、涙がありました。
レース着を着替えるときには、涙があふれて止まらなかったそうです。
私は1年前から尾上選手を取材してきましたが、
こんなにも悔しそうな表情の彼女は初めてみました。
でも、震える声で、しっかりと来年のインターハイでの目標を話してくれました。
「来年は、同級生にも後輩にも誰にも負けないで、絶対優勝したいと思います」
悔しさをバネに、この一年間、彼女がどのように成長していくのか。
応援しながら、見守りたいと思います。