指宿のプール事故、ホテルに約8,000万円賠償命令 裁判長「救命具を備えて、常時の監視員を配置すべきだった」
2025年12月2日(火) 18:30
2022年、指宿市のホテルで福岡県の女子大学生がプールで溺れ、死亡した事故を巡り、遺族がホテル側に損害賠償を求めている裁判で、2日、福岡地方裁判所はホテル側に過失があったと認め、約8000万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決によりますとこの事故は2022年7月、指宿シーサイドホテルの屋外プールで、溺れた妹を助けようとした当時21歳の女子大学生が溺れ、死亡したものです。
遺族は事故の原因がホテル側の安全監理措置の不備が原因だったとして、ホテル側に約1億4800万円の損害賠償を求めて訴えを起こしていました。
2日、福岡地裁で開かれた判決で加藤聡裁判長は、「危険性が十分に周知されていたと評価するのは困難」だと指摘した上で、「救命具を備えて、常時の監視員を配置すべきだった」と判断し、ホテル側に約8000万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決について指宿シーサイドホテルは「詳細が分からず、コメントを差し控える」としています。
判決によりますとこの事故は2022年7月、指宿シーサイドホテルの屋外プールで、溺れた妹を助けようとした当時21歳の女子大学生が溺れ、死亡したものです。
遺族は事故の原因がホテル側の安全監理措置の不備が原因だったとして、ホテル側に約1億4800万円の損害賠償を求めて訴えを起こしていました。
2日、福岡地裁で開かれた判決で加藤聡裁判長は、「危険性が十分に周知されていたと評価するのは困難」だと指摘した上で、「救命具を備えて、常時の監視員を配置すべきだった」と判断し、ホテル側に約8000万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決について指宿シーサイドホテルは「詳細が分からず、コメントを差し控える」としています。


















































































































