海保・自衛隊・消防などが合同訓練 災害時の集落孤立を想定 鹿児島・奄美市
2025年10月13日(月) 11:15
災害時に集落が孤立する事態を想定した海上保安部や自衛隊、消防などによる合同訓練が、鹿児島県奄美市で行われました。
奄美市の名瀬港で行われた合同訓練には、奄美海上保安部や陸上自衛隊奄美警備隊、大島地区消防組合など5つの機関から85人が参加しました。
訓練は、大雨で道路が寸断されて集落が孤立し、停電や断水が発生しているという想定で実施。
奄美海上保安部の大型巡視船「あまみ」に、九州電力送配電の変圧器や自衛隊の偵察用バイクなどを載せる訓練では、乗組員らがクレーンで荷物をつり上げる手順をしっかりと確認しながら機材を積み込みました。
このほか小型ボートを使って孤立集落に人員や機材を運ぶ訓練も行われ、それぞれの機関で役割を分担しながら、いざという時に備えた連携を確認していました。
奄美海上保安部・大場伊佐大部長
「奄美豪雨から15年ということで、当時も孤立集落が発生して巡視船で透析の患者さんの輸送などに対応した。今後も訓練を繰り返すことで地域住民の安心安全に寄与していけたら」
奄美市の名瀬港で行われた合同訓練には、奄美海上保安部や陸上自衛隊奄美警備隊、大島地区消防組合など5つの機関から85人が参加しました。
訓練は、大雨で道路が寸断されて集落が孤立し、停電や断水が発生しているという想定で実施。
奄美海上保安部の大型巡視船「あまみ」に、九州電力送配電の変圧器や自衛隊の偵察用バイクなどを載せる訓練では、乗組員らがクレーンで荷物をつり上げる手順をしっかりと確認しながら機材を積み込みました。
このほか小型ボートを使って孤立集落に人員や機材を運ぶ訓練も行われ、それぞれの機関で役割を分担しながら、いざという時に備えた連携を確認していました。
奄美海上保安部・大場伊佐大部長
「奄美豪雨から15年ということで、当時も孤立集落が発生して巡視船で透析の患者さんの輸送などに対応した。今後も訓練を繰り返すことで地域住民の安心安全に寄与していけたら」