限界突破
3月3日に開催する
鹿児島マラソン。
早春の薩摩路を
1万人のランナーが
駆け抜けます。
毎回、様々なドラマが
大きな感動を届けてくれる大会。
今回は番組の企画で
北京オリンピック
競泳銅メダリスト、
鹿児島出身の
宮下純一さんが出場します。
お正月の特別番組で
ご本人も知らない
サプライズでの
出場発表がありました。
宮下さんは
8年前の
第1回鹿児島マラソンに
出場しています。
月日は流れ、
40歳の節目で挑む
フルマラソン。
オリンピアンとはいえ、
フルマラソンを走ることは
容易ではありません。
それでも
自分の走る姿で
故郷にエールを届けたいと
日々練習に励んでいます。
そんな宮下さんに
鹿児島が生んだスター
恵俊彰さんが
エールを送ってくれました。
当初は
5時間~5時間20分ほどで
設定していた目標タイム。
しかし、
故郷の先輩からの熱いエールにより
それは一変します。
目標は
1㎞6分のペースです。
準備期間は2ヶ月という中で
この目標タイムは
超がつく至難の業。
正直、
大丈夫なのか!?
と思いました。
しかし、
宮下さんは決意します。
先輩からのエール、
そして、
本気の挑戦の先にある
新しい景色、
故郷への思いを力に
宮下さんは
猛練習に臨むことを決めたのです。
宮下さんの取材をして
思いました。
年齢を重ねるごとに
自分の中で芽生える
変化への恐れ、
大きな挑戦への戸惑い、
現状への甘え・・・。
20代の頃は
何か一歩踏み出すことに
迷いなく飛び出していたのに
今では
躊躇する自分がいるんです。
そんな今こそ、
つまらないことは考えず、
目標や夢に向けての世界に
思いっきり飛び込んでみる。
やるしかない状況に
自分を投じてみる。
とりあえずやってみる。
そして、
目標は高く、本気で。
本気は大変です。
つらいです。
疲れます。
でも、きっと
本気で取り組んだからこそ、
見える世界や成長が
あるはずだと思いました。
宮下さんの思いや
恵さんの言葉で
気づくことができました。
ハッとしました。
チーム宮下として
マラソン当日も
僕も一緒に走って
リポートします。
宮下さんとともに
新たな景色を見る旅に
踏み出すぞ!!と決意。
恵さんの取材後、
今日から
いや、今から
がんばりましょう!
大好きなお酒も
絶ちましょう!
と、
誓い合いました。
きっと本気の姿が
誰かへのエールになるんだと。
限界突破こそ、
今までにない自分に
出会えるチャンスなんだと。
本気です。
それは間違いありません。
写真の順番の問題です。
故郷愛溢れる宮下さんが
みせてくれます。
マラソンを通して
人生で大切なことを。
僕たちは
鹿児島マラソンに
出場するすべての皆さんを、
鹿児島に生きるすべての皆さんを
応援しています!!
宮下さんの応援、
よろしくお願いします!
きょうもありがとうございました。
小鍜治 宏将