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テレワーク施設が続々! 鹿児島県南九州市

2022年5月26日20:10

【南九州市で進むテレワーク施設整備…その狙いは?】

「テレワーク」とは?

鹿児島県内43市町村の魅力を地元目線でお伝えする「ジモト、新発見!」鹿児島県南九州市に続々とオープンするテレワーク施設に注目します。

“テレワーク”とはテレ=「離れた所」とワーク=「仕事」を組み合わせた言葉で、職場を離れ、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を指します。

南九州市では市が中心となり、こういったテレワーク施設の整備を進めています。そこにはどんな狙いがあるのでしょうか。

【窓の外には磨崖仏も…川辺・岩屋公園のコワーキングスペース】

キャンプ場利用者の要望で誕生「ワークサイトかぐや」

野平美奈子記者 「川辺町の岩屋公園です。敷地内にあるこちらの建物の2階がコワーキングスペースになりました。」

4月1日にオープンした「ワークサイトかぐや」。

公園内にあるキャンプ場の利用者から「仕事もできる場所を」との要望を受け、元々ギャラリーとして開放されていた建物の2階に椅子と机を並べ、1日1000円で利用できるコワーキングスペースとして整備しました。

窓の外には鹿児島県指定文化財の磨崖仏を望むことができ、春には桜、秋には紅葉を楽しみながら作業に取り組めます。

【「地域に稼ぐ力を」仕掛け人の思い】

ビジョンを語る南九州市企画課・南部さん

このような多様な働き方に対応するための「ワークスペース」が、2022年4月以降、南九州市に続々とオープンしています。

仕掛け人は、南九州市役所企画課の南部建さんです。

南九州市企画課 南部建さん
「企業誘致を担当していた。通常だと、工業団地を整備して、そこに工場を誘致する。当時、工業団地の空地がない状態で、どういう企業を呼ぶかという課題。ほかにも、地方創生もしていたので、人口減少対策に取り組まないといけない。」

地方が抱える様々な課題を解決する手段として、南部さんが注目したのが「テレワーク施設」の整備でした。

南九州市企画課 南部建さん
「地域に稼ぐ力を作るというのが目的。テレワーク施設ができて、新たな企業が南九州市に流入するようにしないといけない。」

【廃校が「食と仕事を融合させた」テレワーク施設に!】

地元の豊かな恵みも堪能できる「タノカミステーション」

民間事業者の意見も積極的に取り入れながら、試行錯誤すること約2年。

4月6日、川辺町平山にこんな施設が誕生しました。

2階は、個人の作業スペースやミーティングルームなどが時間貸しで利用できるワークスペースに。

そして1階は…レストラン!

廃校をリノベーションして作られたここ、「タノカミステーション」は、食と仕事を融合させたテレワーク施設です。

レストランでは、地元・南九州産の食材をふんだんに使ったランチやデザートを楽しめます。

タノカミステーションを運営 坂口修一郎さん
「川辺は農産物がすごく豊かな場所。仕事もしながら、実際に味わいながら『同じ釜の飯を食う』じゃないですけれど、食を共にすると結びつきも深まる。そのプロセスの中から、新しい仕事が生まれてくるといい」

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