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奄美地方は台風１３号の暴風域を抜けましたが、建物の被害が報告されているほか、引き続き高波や土砂災害への注意が必要です。

強い台風１３号は現在、東シナ海を北北西へ進んでいて、奄美地方は暴風域を抜けています。

降り始めからの降水量は奄美市名瀬で２９４．５ミリなどとなっていて、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害への注意が必要です。

これまでのところけが人の報告はありませんが、奄美市では住宅の屋根を飛ばされる被害が２件確認されているほか、宇検村などで土砂崩れが発生しています。

また、瀬戸内町では強風の影響で土砂の運搬船が浅瀬に乗り揚げました。

九州電力によりますと、県内では奄美市や瀬戸内町を中心におよそ７０００戸で停電が続いています。