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“異例づくし”の鹿児島知事選 政治学の専門家はどう見る?

2020年6月26日19:19

今回の知事選挙は過去最多となる7人が立候補したほか、保守分裂や、政党内の支持も割れるなど異例づくしの選挙戦となっています。この乱戦模様の選挙戦を専門家はどうみるのか聞きました。

鹿児島大学の藤村准教授は7人という立候補者の内訳を次のように分析します。

【鹿児島大学 藤村一郎准教授(政治学)】
「保守と思われる候補が3人出て分裂しているのは聞いたことがない。保守だけでなく、チャレンジャー、たとえば反原発と思われる人も分裂している。これだけでも混乱している選挙と言えるのでは」

知事選では最も多く票をとった人の票数が有効投票数の4分の1に届かなかった場合、選挙自体がやり直し=再選挙となります。

総務省によりますと、過去に再選挙となった首長選挙は3年前の西之表市長選挙など全国で6件ありますが、知事選では例がないということです。

藤村准教授は候補者同士が激しく競ることも予想されるとして、県民ひとりひとりの意思表示がいっそう重要と話します。

【鹿児島大学 藤村一郎准教授(政治学)】
「選挙の中で一人一人の投票の重み、一票の重みが増している。(有権者は)投票という権利を最大限生かしてほしい」

また、一連のコロナ禍では東京都や大阪府の知事が独自の判断を打ち出すなど非常事態における知事の役割の重要性が印象づけられました。こうした中で始まった鹿児島県知事選挙。

藤村准教授は有権者の私たちに対してコロナ禍を通して感じたことを一票に託してはどうかと話します。

【鹿児島大学 藤村一郎准教授(政治学)】
「県境を越えられるかどうか、(PCR)検査をどうするか知事の判断に重要なところがあった。知事を選ぶというのは、我々の生命財産を守る上で非常に重要ということが今回分かったので、真剣に選んでほしい」

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