過去最大のエルニーニョ現象続く この冬は暖冬傾向も大雪には警戒を
2026年10月9日(金) 19:00

この冬は暖冬か
9日、気象庁はことし春から続いているエルニーニョ現象について、9月の実況と来年4月までの見通しを発表した。
冬にかけて過去最大の強さのエルニーニョ現象か

海洋の状況(気象庁発表)
それによると、9月のエルニーニョ監視海域の海面水温は、基準値との差がプラス4℃と高く、1949年以降で最も高かった1997年12月のプラス3.6℃を超えた。
ことし春から続いているエルニーニョ現象は9月に入り過去最大の強さとなっていて、今後、冬にかけて過去最大の強さのエルニーニョ現象が続く予想となっている。
エルニーニョ現象が日本の冬の天候に影響

エルニーニョ監視海域の監視指数の5カ月移動平均値の経過と予測
エルニーニョ現象が発生すると、フィリピン周辺での積乱雲の発生が抑えられ、上空を吹く強い西風(ジェット気流)が日本周辺で弱まる傾向がある。
これにより、冬の冷たい季節風が弱まり、その結果、沖縄・奄美から本州周辺では低気圧の影響を受けやすくなる。また気温は、西日本で平年並みか高く、冬の前半は北日本と沖縄・奄美で高くなる傾向がある。
この冬は暖冬?
気象庁発表による冬(12月~2月)の天候の見通しによると、この冬は、寒気の影響が小さく、気温は東・西日本と沖縄・奄美では高く、北日本では平年並みか高い予想となっている。
降雪量は東・西日本の日本海側では少なく、北日本の日本海側では平年並みか少ない見込みだ。
また、降水量は、低気圧の影響を受けやすいため、東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美で多く、北日本の太平洋側で平年並みか多い予想が出ている。
暖冬とはいえ大雪になる可能性はある
この冬、高めの気温が予想されているとはいえ、大雪になる可能性がゼロというわけではない。
冬の寒さをもたらす寒気団は1~2週間のリズムで周期的に日本を襲う。冬の季節風が弱い期間があっても、寒気が大陸から一気に流れ込むタイミングはあるはずで、最新の情報に留意しながら過ごしてほしい。
















































































































