「最終目標はベルリンフィル」鹿屋の中学2年生がフルート日本一 世界へ羽ばたく才能、7月にコンサート開催へ【鹿児島】
2026年7月2日(木) 13:00

鹿屋市立鹿屋中学校に通う久保篤弘さん(14歳)
打楽器の全国大会でフルートを演奏し、日本一に輝いた中学2年生が鹿屋にいる。鹿屋中学校に通う久保篤弘さん(14歳)だ。5月に千葉県で開催された全日本管楽コンクールで最優秀賞の金賞を受賞。その快挙を地元で称えようと、7月には鹿屋市内でコンサートが企画されているが、400席が発表からわずか1週間で完売するという盛況ぶりを見せている。久保さんが口にした夢は「ベルリンフィルでフルートの首席」。14歳の挑戦は、まだ始まったばかりだ。
フルートとの出会いは10歳、最初から「すごい良い音」

10歳で初めて吹いたフルート、最初から「すごい良い音」
久保さんがフルートを手にしたのは10歳のとき。通っていたピアノ教室で、試しに吹いてみたことがきっかけだった。
ピアノ&フルート教室の竹下順子先生はその日のことをよく覚えている。「久保君のお母様が『この子は音が鳴るものはすべて音を鳴らして遊んでいる、1日中』と。じゃあ『フルート吹いてみない?』って言ってフルートを持たせてみたんですね。そしたら最初からすごい良い音が鳴って」と振り返る。
竹下先生によれば、フルートは「吹きかけ方が悪かったら半年音が出ない子もいる」という難しい楽器だ。それにもかかわらず、久保さんは最初から良い音を鳴らした。才能の片鱗は、この瞬間からすでに顔をのぞかせていた。
その後、久保さんはめきめきと頭角を現し、数々のコンクールで入賞を重ねていった。
全国63人の中で頂点へ 全日本管楽コンクールで金賞

「打楽器」の全国大会で頂点へ
2026年5月、千葉県で開催された全日本管楽コンクール。フルート、クラリネット、オーボエ、サックスの4種類の管楽器奏者、計63人がエントリーした中学生の部で、久保さんは最優秀賞の金賞に輝いた。
「びっくりの一言です。自分もどうなるか心配してたのですが、自分の精一杯を出したのでいけるんじゃないかという気持ちもあったので本当に嬉しかったです」と久保さんは語る。
注目すべきは、この大会が「打楽器」を主軸とした全国大会であるにもかかわらず、管楽器部門でフルートという楽器で頂点を取ったという事実だ。多様な楽器が競い合う舞台で、久保さんの演奏は審査員に最も高く評価された。



















































































































