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ニュース・スポーツ

鹿屋市で「ご当地サーモン」養殖開始 海でも川でもなく山の中?

2026年6月19日(金) 18:33

鹿児島県鹿屋市で始まったサーモンの養殖を特集します。

養殖する場所は海でも川でもなく山の中です。

おいしい湧き水を使って地域の活性化に挑戦する男性の思いを取材しました。

鹿屋市で電気工事や水道工事などを請け負う会社を経営する中村匡成さんです。

中村さんの会社の名前「スミカラ」にはこんな意味が込められています。

スミカラ・中村匡成さん
「お客様の暮らしの中で困っていることを隅から隅まで解決したいということと、あともう一つは大隅から世界へ発信できる会社になりたい」

大隅から世界へー。

スミカラを経営する中村さんが5月から新しく始めたことがあります。

そこには大きないけすがありました。

スミカラ・中村匡成さん
「大体こっちに500匹とこっちに400匹ちょっと。合計約1000匹くらいいる」

サーモンの陸上養殖です。

いけすの中で元気に泳いでいたのは、体長20センチほどのトラウトサーモン。

一般的な鮭とは違い生で食べることができ、淡水でも海水でも育てることができます。

なぜサーモンの養殖だったのでしょうか?

きっかけはこの場所から湧き出る水とサーモンへの憧れでした。

サーモンの陸上養殖を行う・中村匡成さん
「じいちゃんの家がすぐ近くにあって、小さいころからじいちゃんの家に遊びに行くと、ここの水をこの辺の人たちは飲み水で使っているがこの水がすごく冷たくて甘くておいしい。この水を使ってこの地域の活性化の一つになるようなことをスタートできたらなと思った。小さいころから魚が好きで、魚取りとか魚釣りとかずっとしてきたが(サーモンは)こっちに鹿児島にいない魚ということで、すごく憧れを持っている魚ではあった」

ポンプを動かすための電気工事や水を引くための配管工事は本業なのでお手の物。

サーモンの養殖で有名な熊本の会社から稚魚を迎え入れ、朝晩2回、餌を与えながら大事に育てています。

中村匡成さん
「この子たちはここからちょうどあと1年。あと1年ここで育てて2kgを越えるくらいの大きさまで育てていく」

実はサーモンの養殖。

全国各地で行われています。

根強いサーモン人気に加え安定的に出荷できることがその理由だそうです。

サーモンの陸上養殖を行う・中村匡成さん
「地元のすばらしい資源を使って育てたサーモンなので、地元の皆さんに味わって頂きたいのが一番。なので地元の飲食店さんとかに主に卸していけたら」

鹿屋産のサーモンが味わえるのは1年後。

中村さんはこの場所にさらにいけすを増設したい考えです。

サーモンの陸上養殖を行う・中村匡成さん
「耕作放棄地って、畑や田んぼをつくってないところだがそういった土地があるので、こういったところに、どんどんたくさんいけすを増やして作っていきたい」

思い出の水から地域活性化をー。

ブリやカンパチの養殖が盛んな大隅で中村さんのサーモンが新たな魅力の一つになるかもしれません。

中村さんは耕作放棄地にいけすを増やしていきたいと話していましたが、今後は養殖で使用後の栄養分の豊富な水を使い野菜の水耕栽培にも挑戦したいとのことです。

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