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県議会の本会議で総額８５２７億円あまりの来年度一般会計当初予算案など議案４４件が可決されました。また、藤本副知事の再任を求める議案も同意されています。

３月２５日の県議会本会議では、来年度の当初予算案など４４件の議案について採決が行われ、賛成多数で可決されました。当初予算は、総額が８５２７億３４００万円となる２年ぶりのプラス予算で、物価高騰への対策や能登半島地震を踏まえた防災対策の強化、基幹産業や企業の稼ぐ力の向上に関連する事業が盛り込まれています。

このほか、３月末までの任期だった藤本徳昭副知事（６４）の再任を求める人事議案も賛成多数で同意されました。副知事は１期で退任するのが通例で、２期目に入るのは後に県知事となった１９９６年の須賀龍郎さん以来、２９年ぶりとなります。