肥薩おれんじ鉄道の鉄橋修繕 地元漁協が協議に応じず未着工 県にも指導求める 鹿児島・出水市
2025年3月7日(金) 18:48
鹿児島県出水市では、市内を通る肥薩おれんじ鉄道の鉄橋の補修工事の協議に地元の漁協が応じず、工事に入れない状態が続いています。
市は、漁協に対して協議に応じるよう通知を行っていて、今後、漁協を監督する立場の県にも直接的な改善指導を求めることにしています。
出水市によりますと、米之津川にかかる肥薩おれんじ鉄道の鉄橋の塗装工事をめぐり、2021年10月、おれんじ鉄道の社長らが地元の広瀬川漁協の男性理事に、工事への同意を求めて説明を行いました。
この際、男性理事がおれんじ鉄道の社長らに、漁業権とは直接、関係のない批判や叱責を繰り返し、約14時間にわたり拘束したということです。
漁協はその後も協議に応じず、鉄橋の工事ができない状態となっています。
おれんじ鉄道から警察への被害届は提出されていないということです。
この問題をめぐって出水市は2月、広瀬川漁協に対して、男性理事を解任して協議に応じることや、組織体制の刷新を求める通知を出していて、回答期限は6日でしたが、漁協は、回答を3月18日に延期すると伝えてきたということです。
出水市・椎木伸一市長
「しっかりした組織運営をしていただきたい。川は市民のものだと思っている。理不尽な、漁業権に関係ないところでの妨害は許されるものではない」
出水市は今後、広瀬川漁協を監督する立場の県に対して、直接的な改善指導を行うよう要望するとしています。
市は、漁協に対して協議に応じるよう通知を行っていて、今後、漁協を監督する立場の県にも直接的な改善指導を求めることにしています。
出水市によりますと、米之津川にかかる肥薩おれんじ鉄道の鉄橋の塗装工事をめぐり、2021年10月、おれんじ鉄道の社長らが地元の広瀬川漁協の男性理事に、工事への同意を求めて説明を行いました。
この際、男性理事がおれんじ鉄道の社長らに、漁業権とは直接、関係のない批判や叱責を繰り返し、約14時間にわたり拘束したということです。
漁協はその後も協議に応じず、鉄橋の工事ができない状態となっています。
おれんじ鉄道から警察への被害届は提出されていないということです。
この問題をめぐって出水市は2月、広瀬川漁協に対して、男性理事を解任して協議に応じることや、組織体制の刷新を求める通知を出していて、回答期限は6日でしたが、漁協は、回答を3月18日に延期すると伝えてきたということです。
出水市・椎木伸一市長
「しっかりした組織運営をしていただきたい。川は市民のものだと思っている。理不尽な、漁業権に関係ないところでの妨害は許されるものではない」
出水市は今後、広瀬川漁協を監督する立場の県に対して、直接的な改善指導を行うよう要望するとしています。