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医療・福祉支える人材が巣立つ 鹿児島市の専門学校 156人が卒業 約8割は鹿児島県内で就職

2025年3月5日(水) 18:38

鹿児島の医療・福祉分野を支える人材が社会へと巣立ちます。

鹿児島市の専門学校で学んだ156人が卒業式を迎えました。

卒業生の約8割は県内で就職するということです。

卒業式が行われたのは鹿児島医療福祉専門学校です。
 
助産師、看護師、歯科衛生士、理学療法士、介護福祉士を養成する学校で、これまでに5600人以上の人材を輩出しています。

5日は5つの学科の156人が卒業を迎え、卒業生を代表して歯科衛生学科の花木宏奈さんが今後の夢や目標を述べました。

卒業生代表 歯科衛生学科・花木宏奈さん
「患者さんに寄り添い、多くの人の健康を守る。これが私の夢です」

卒業生は、それぞれの国家資格を得るための試験を終え、3月下旬の結果発表を待っているところです。

卒業生のほぼ全員が病院や介護施設など、医療、福祉分野への就職が内定していて、そのうち約8割は県内で働きます。

鹿児島市内に就職予定・助産学科の卒業生と母親
「楽しみながら学校の友達と会ったりしながら、鹿児島に貢献できる助産師になりたい」
「しっかりしている娘だと思う。自分の信じた道をこれからも突き進んで頑張ってもらえたら」

指宿市内に就職予定・理学療法学科の卒業生と両親
「今まで支えて下さった方に恩返しできるように、理学療法士として精進、努力させてもらいたい」
「感謝している。親としてありがたい」

医療や福祉を支える新たな人材が、社会へと羽ばたいていきます。

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