食や技を堪能 加賀百万石のれん市 地震や豪雨で被害にあった石川県を応援 鹿児島市・山形屋
2025年3月4日(火) 18:26
石川県の食や工芸品などが一堂に会したイベントが、3月4日から鹿児島市の山形屋で始まりました。
イベントでは、能登半島地震や豪雨で甚大な被害にあった石川県を応援しようと、特設ブースも設けられています。
4日から鹿児島市の山形屋で始まった加賀百万石のれん市では、石川県の55社が出店し、食から工芸品まで約1500の商品が並びます。
こちらは初出店の焼肉店。
使っている肉は幻のブランド牛と呼ばれる能登牛。
その中でも牛1頭から5、6キロしかとれない希少部位を、しょうゆベースの秘伝のタレで味付けした焼肉重が味わえます。
一日40食限定です。
焼肉飛天龍・坂下茂店長
「(能登牛は)石川県外に出回ることはあまりないので、ぜひ皆さんに一度味わってもらいたい。ほとんど利益はない」
2024年元日の能登半島地震や9月の豪雨により、甚大な被害にあった石川県を応援する意味合いも込められている今回のイベント。
会場入り口には義援金箱も設置され、能登半島からも今回10社が出店しています。
味噌を扱うこちらの店では、2024年の地震で半壊した蔵が再建しない中ですが、鹿児島の人たちに能登の味を知ってほしいとやってきました。
高澤醸造・高澤理八店長
「雪が降って交通が遮断されて大変な状態。なかなか復興は時間がかかる。皆さんの支援もいただいて、『これから』というところ」
従来の味噌に能登などでとれた米から作った米こうじを加えていて、やさしい甘さが特徴です。
安楽遥記者
「今回のイベントは1階にも特設ブースが設置されていて、災害に負けず伝統の技術を受け継ぐ職人たちの作品が並んでいます」
国の重要無形文化財に登録されている輪島塗に、深い黒の輝きが特徴の珠洲焼。
これらの作品は、能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島市や珠洲市の職人が制作しました。
復興を願い、能登半島の各地で咲く花をイメージして描かれた作品も。
制作者・芝山佳範さん
「仮設の住宅や仮設の工房で仕事を始めたのが最近で、なかなか制作もままならない。実際に持ってもらって軽さや模様がきれいだなとか見に来てもらって楽しんでもらえれば」
訪れた人たちは石川県の豊かな食や洗練された工芸品を楽しむとともに、復興への思いを深めたようでした。
訪れた人
「大好きです。これをいつも自分で取り寄せする」
Q.これは何ですか?
「きんつば。どこのきんつばを食べてもこれにかなうものはない。これがある時は送料がいらないからうれしくて3回くらい買いに来る。何かこれで役に立つならうれしい。
「海鮮やソフトクリームがおいしそう。少しでも買って、向こう(石川県)の役に立てることがあれば」
加賀百万石のれん市は、鹿児島市の山形屋で3月10日まで開かれています。
イベントでは、能登半島地震や豪雨で甚大な被害にあった石川県を応援しようと、特設ブースも設けられています。
4日から鹿児島市の山形屋で始まった加賀百万石のれん市では、石川県の55社が出店し、食から工芸品まで約1500の商品が並びます。
こちらは初出店の焼肉店。
使っている肉は幻のブランド牛と呼ばれる能登牛。
その中でも牛1頭から5、6キロしかとれない希少部位を、しょうゆベースの秘伝のタレで味付けした焼肉重が味わえます。
一日40食限定です。
焼肉飛天龍・坂下茂店長
「(能登牛は)石川県外に出回ることはあまりないので、ぜひ皆さんに一度味わってもらいたい。ほとんど利益はない」
2024年元日の能登半島地震や9月の豪雨により、甚大な被害にあった石川県を応援する意味合いも込められている今回のイベント。
会場入り口には義援金箱も設置され、能登半島からも今回10社が出店しています。
味噌を扱うこちらの店では、2024年の地震で半壊した蔵が再建しない中ですが、鹿児島の人たちに能登の味を知ってほしいとやってきました。
高澤醸造・高澤理八店長
「雪が降って交通が遮断されて大変な状態。なかなか復興は時間がかかる。皆さんの支援もいただいて、『これから』というところ」
従来の味噌に能登などでとれた米から作った米こうじを加えていて、やさしい甘さが特徴です。
安楽遥記者
「今回のイベントは1階にも特設ブースが設置されていて、災害に負けず伝統の技術を受け継ぐ職人たちの作品が並んでいます」
国の重要無形文化財に登録されている輪島塗に、深い黒の輝きが特徴の珠洲焼。
これらの作品は、能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島市や珠洲市の職人が制作しました。
復興を願い、能登半島の各地で咲く花をイメージして描かれた作品も。
制作者・芝山佳範さん
「仮設の住宅や仮設の工房で仕事を始めたのが最近で、なかなか制作もままならない。実際に持ってもらって軽さや模様がきれいだなとか見に来てもらって楽しんでもらえれば」
訪れた人たちは石川県の豊かな食や洗練された工芸品を楽しむとともに、復興への思いを深めたようでした。
訪れた人
「大好きです。これをいつも自分で取り寄せする」
Q.これは何ですか?
「きんつば。どこのきんつばを食べてもこれにかなうものはない。これがある時は送料がいらないからうれしくて3回くらい買いに来る。何かこれで役に立つならうれしい。
「海鮮やソフトクリームがおいしそう。少しでも買って、向こう(石川県)の役に立てることがあれば」
加賀百万石のれん市は、鹿児島市の山形屋で3月10日まで開かれています。