新総合体育館 整備費が313億円→480億円に膨らむ見込み 2024年9月に入札不調 鹿児島県
2025年2月14日(金) 11:20
県が鹿児島市のドルフィンポート跡地に整備する予定の新たな総合体育館について、県は2月14日、整備費が当初の313億円から480億円以上に膨らむ見込みだと明らかにしました。
塩田知事
「建設費406億円、15年間の維持管理運営費37億円、30年間の金利36億円の計488億円と推定した」
これは14日開かれた県議会への説明会で、塩田知事が明らかにしたものです。
県は鹿児島市のドルフィンポート跡地で新たな総合体育館を整備する予定ですが、2024年9月、入札に参加する意向を示していた2つの事業者グループから辞退届が出され、入札は不調となりました。
この時の整備費は313億円と基本構想より68億円増えていましたが、事業者へのヒアリングを踏まえた積算結果は536億円にのぼりました。
その後、メインアリーナの観客席を1000席減らすことなどでコスト削減を図った上で、単年度あたりの県の負担を減らすために、設計から運営まで包括発注するPFI方式から従来型の個別発注に変更し、整備費は488億円と推計されるということです。
また、これまで2029年7月とされていた供用開始時期は、従来型に変更し2025年10月に入札公告をした場合、2032年の末頃になるということです。
塩田知事
「建設費406億円、15年間の維持管理運営費37億円、30年間の金利36億円の計488億円と推定した」
これは14日開かれた県議会への説明会で、塩田知事が明らかにしたものです。
県は鹿児島市のドルフィンポート跡地で新たな総合体育館を整備する予定ですが、2024年9月、入札に参加する意向を示していた2つの事業者グループから辞退届が出され、入札は不調となりました。
この時の整備費は313億円と基本構想より68億円増えていましたが、事業者へのヒアリングを踏まえた積算結果は536億円にのぼりました。
その後、メインアリーナの観客席を1000席減らすことなどでコスト削減を図った上で、単年度あたりの県の負担を減らすために、設計から運営まで包括発注するPFI方式から従来型の個別発注に変更し、整備費は488億円と推計されるということです。
また、これまで2029年7月とされていた供用開始時期は、従来型に変更し2025年10月に入札公告をした場合、2032年の末頃になるということです。