奄美の星が大相撲の世界へ! 樟南高校・福崎真逢輝の決意 1年目の目標や故郷・奄美大島への思いを聞く
2025年2月3日(月) 18:26
初めて高卒選手として幕下デビューの資格を取得し、来場所に初土俵を踏む樟南高校の福崎真逢輝選手。
鹿児島を発つ前に、大相撲1年目の目標や故郷・奄美大島への思いを聞きました。
鹿児島市の樟南高校で練習に励む、相撲部3年の福崎真逢輝選手。
身長172センチ、体重144キロ。
奄美大島出身です。
樟南高校相撲部・福崎真逢輝選手
「今、本当に挑戦できることにワクワクしています。今までの成績とかプライドは本当に全部いったん捨てて、一から挑戦者としてやっていかないとというのは心がけてます」
全国大会で優勝するなど、高校相撲界で結果を残してきた福崎選手。
2024年12月のアマチュア最高峰の大会天皇杯では、社会人や大学生もいる中でベスト8に進出!
その結果、幕下付出の資格を取得しました。
大相撲の番付は「序ノ口」から上に上がる仕組みですが、福崎選手は「幕下」からスタート。
高卒選手が幕下からデビューするのは史上初です。
そして3月には東京の藤島部屋に入門します。
そんな福崎選手の強さを相撲部顧問の安田先生はこう話します。
樟南高校相撲部顧問・安田貴浩先生
「相撲のセンスは優れたものがあって、それに稽古で培った強靱な足腰を使って、身長はそんなにないんですけど、体重もそれなりにあって、プラス低く動けるので相手からするとすごく嫌なタイプ」
福崎選手
「『身長が低いから厳しいでしょ?』という声ももちろんあるんですけど、だからこそ身長が低い人たちの希望になれるようなそういう存在になりたい」
3人姉弟の末っ子として奄美市に生まれた福崎選手。
相撲が盛んな奄美大島で幼少期の頃から相撲は身近な存在でした。
福崎選手
「父の地元の地域の豊年祭に、3歳ぐらいから出てたと思うんですけど、5歳の時に初めて勝てて、勝てた時の喜びと楽しさがすごくあって、相撲を始めました」
勝つたびに知った「相撲」の魅力。
強くなるために中学卒業後、島を離れました。
福崎選手
「(島に)帰ったらみんな本当に温かく“おかえり!”っていってくれて、そのたびに『この人達の為に頑張れるな』と思えるので、本当に奄美大島には感謝しかない」
寮での夕食の時間。
ほっとできる、つかの間の時間です。
Q.福崎選手はどんな先輩?
樟南高校相撲部2年・俵幸平選手
「本当にかっこよくて、頼りになりますよね」
福崎選手
「お世辞なしでいこう」
俵選手
「紳士っすよね」
福崎選手
「うそつけお前!(笑)これはふざけてるっす。これはさすがにふざけてる」
寮のご飯だけではお腹いっぱいにならない福崎選手。
この日、故郷からあるものが届いていました。
福崎選手
「母が作ってくれたご飯を冷蔵で送ってくれました」
母・真美さんの大好きな手料理。
袋にはメッセージも。
福崎選手
「次は…ハンバーーーグ!まだあります。これが自分の1番好きな肉もやしですね。これは毎回入ってる」
3年間、届き続けた母からの応援の気持ち。
離れていても支えてくれる大切な人の思いを胸に。
福崎選手は、大相撲の世界へ踏み出します。
最初の一年目は何を目標に過ごすのか書いて貰いました。
「限界突破です!」
樟南高校相撲部・福崎真逢輝選手
「最初は身体作りとか基礎が大切だと思う。そういうときに自分の限界まで追い込んで、そこを越えないと、強くなっていかないと思う。今年一年は“限界突破”を目標にやっていきたい。もちろんやるからには絶対横綱を目指す。勇気や感動を与えられるような力士になりたい」
「真」の強さを身につけた先に「輝」きを放つ自分に「逢」えると信じて。
奄美の星・福崎真逢輝の新たな挑戦が始まります。
福崎選手は3日、藤島部屋のある東京へ出発しました。
そして、3月大阪で行われる3月場所で初土俵を踏みます。
鹿児島を発つ前に、大相撲1年目の目標や故郷・奄美大島への思いを聞きました。
鹿児島市の樟南高校で練習に励む、相撲部3年の福崎真逢輝選手。
身長172センチ、体重144キロ。
奄美大島出身です。
樟南高校相撲部・福崎真逢輝選手
「今、本当に挑戦できることにワクワクしています。今までの成績とかプライドは本当に全部いったん捨てて、一から挑戦者としてやっていかないとというのは心がけてます」
全国大会で優勝するなど、高校相撲界で結果を残してきた福崎選手。
2024年12月のアマチュア最高峰の大会天皇杯では、社会人や大学生もいる中でベスト8に進出!
その結果、幕下付出の資格を取得しました。
大相撲の番付は「序ノ口」から上に上がる仕組みですが、福崎選手は「幕下」からスタート。
高卒選手が幕下からデビューするのは史上初です。
そして3月には東京の藤島部屋に入門します。
そんな福崎選手の強さを相撲部顧問の安田先生はこう話します。
樟南高校相撲部顧問・安田貴浩先生
「相撲のセンスは優れたものがあって、それに稽古で培った強靱な足腰を使って、身長はそんなにないんですけど、体重もそれなりにあって、プラス低く動けるので相手からするとすごく嫌なタイプ」
福崎選手
「『身長が低いから厳しいでしょ?』という声ももちろんあるんですけど、だからこそ身長が低い人たちの希望になれるようなそういう存在になりたい」
3人姉弟の末っ子として奄美市に生まれた福崎選手。
相撲が盛んな奄美大島で幼少期の頃から相撲は身近な存在でした。
福崎選手
「父の地元の地域の豊年祭に、3歳ぐらいから出てたと思うんですけど、5歳の時に初めて勝てて、勝てた時の喜びと楽しさがすごくあって、相撲を始めました」
勝つたびに知った「相撲」の魅力。
強くなるために中学卒業後、島を離れました。
福崎選手
「(島に)帰ったらみんな本当に温かく“おかえり!”っていってくれて、そのたびに『この人達の為に頑張れるな』と思えるので、本当に奄美大島には感謝しかない」
寮での夕食の時間。
ほっとできる、つかの間の時間です。
Q.福崎選手はどんな先輩?
樟南高校相撲部2年・俵幸平選手
「本当にかっこよくて、頼りになりますよね」
福崎選手
「お世辞なしでいこう」
俵選手
「紳士っすよね」
福崎選手
「うそつけお前!(笑)これはふざけてるっす。これはさすがにふざけてる」
寮のご飯だけではお腹いっぱいにならない福崎選手。
この日、故郷からあるものが届いていました。
福崎選手
「母が作ってくれたご飯を冷蔵で送ってくれました」
母・真美さんの大好きな手料理。
袋にはメッセージも。
福崎選手
「次は…ハンバーーーグ!まだあります。これが自分の1番好きな肉もやしですね。これは毎回入ってる」
3年間、届き続けた母からの応援の気持ち。
離れていても支えてくれる大切な人の思いを胸に。
福崎選手は、大相撲の世界へ踏み出します。
最初の一年目は何を目標に過ごすのか書いて貰いました。
「限界突破です!」
樟南高校相撲部・福崎真逢輝選手
「最初は身体作りとか基礎が大切だと思う。そういうときに自分の限界まで追い込んで、そこを越えないと、強くなっていかないと思う。今年一年は“限界突破”を目標にやっていきたい。もちろんやるからには絶対横綱を目指す。勇気や感動を与えられるような力士になりたい」
「真」の強さを身につけた先に「輝」きを放つ自分に「逢」えると信じて。
奄美の星・福崎真逢輝の新たな挑戦が始まります。
福崎選手は3日、藤島部屋のある東京へ出発しました。
そして、3月大阪で行われる3月場所で初土俵を踏みます。