うそ電話詐欺 約8700万円の被害 厚労省をかたり「保険証が偽造されている」と電話
2025年1月31日(金) 18:30
また、うそ電話詐欺による高額被害が明らかになりました。
鹿児島県警は31日、県内に住む60代女性が約8700万円を騙し取られる、うそ電話詐欺の被害にあっていたことを発表しました。
警察によりますと、2024年10月下旬、県内に住む60代の女性宅の固定電話に、厚生労働省のアキモトを名乗る男から「あなたの保険証が偽造され、宮城県で使用されている。被害届を出さないと保険証が使えなくなり、被害届は仙台中央警察署でないと受理できない」などと電話がありました。
その後、宮城県警の刑事を名乗るクドウハジメという男が電話を替わり、「あなたの銀行口座が犯罪グループに使われている。銀行の支店長を取り調べると、あなたが50万円で口座を売買したと話し、このままだとあなたを起訴しなければならない」と、脅されたということです。
その後のやり取りはLINEに切り替わり、男から「供述調書」という書類の画像が送られてきたことから、女性はクドウを本物の警察官だと信じてしまいました。
さらに男から「捜査中のため誰にも言ってはいけない」「資金を凍結しなければならないが、特別にそうならなくて済む方法を教える」などと告げられた女性は、資金調査の名目であわせて約8700万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。
警察は、LINEなどで警察手帳などの画像を送ったり、事情聴取を行うことはないとして、身に覚えのない金の要求を受けた時には必ず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
鹿児島県警は31日、県内に住む60代女性が約8700万円を騙し取られる、うそ電話詐欺の被害にあっていたことを発表しました。
警察によりますと、2024年10月下旬、県内に住む60代の女性宅の固定電話に、厚生労働省のアキモトを名乗る男から「あなたの保険証が偽造され、宮城県で使用されている。被害届を出さないと保険証が使えなくなり、被害届は仙台中央警察署でないと受理できない」などと電話がありました。
その後、宮城県警の刑事を名乗るクドウハジメという男が電話を替わり、「あなたの銀行口座が犯罪グループに使われている。銀行の支店長を取り調べると、あなたが50万円で口座を売買したと話し、このままだとあなたを起訴しなければならない」と、脅されたということです。
その後のやり取りはLINEに切り替わり、男から「供述調書」という書類の画像が送られてきたことから、女性はクドウを本物の警察官だと信じてしまいました。
さらに男から「捜査中のため誰にも言ってはいけない」「資金を凍結しなければならないが、特別にそうならなくて済む方法を教える」などと告げられた女性は、資金調査の名目であわせて約8700万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。
警察は、LINEなどで警察手帳などの画像を送ったり、事情聴取を行うことはないとして、身に覚えのない金の要求を受けた時には必ず家族や警察に相談するよう呼びかけています。