主婦が奮闘! 鹿児島・大崎町のコミュニティFM局 大好きなラジオで街を元気に!
2025年1月31日(金) 18:20
鹿児島県大崎町にあるコミュニティFM局、FMおおさきの特集です。
周りの協力を得ながらこの局を立ち上げたのは1人の主婦。
大好きなラジオで街を元気にしたいと、奮闘する女性を取材しました。
大崎町にあるコミュニティFM局、「FMおおさき」です。
ここで、局長として経営から取材、パーソナリティーと、マルチに活躍しているのが水流江里子さんです。
Q.これから放送する内容は?
FMおおさき・水流江里子局長
「ルーピンの里という福祉施設があって、介護の話を色々と」
コミュニティFMとは、地域のきめ細かい情報を発信するのを目的に、限られたエリア内で放送ができるラジオのことです。
ラジオの仕事に就くのが長年の夢だった水流さんは40歳でその夢をかなえます。
そして、そこで出会ったFM業界の先輩から、「ラジオが大好きなら、自分で開局して、街を元気にしないか?」と提案されます。
FMおおさき・水流江里子局長
「主人が若いうちに動けなくなって仕事もできない状態で、娘も1人いるし、パートでずっとやっているよりも『水流さん一回開局しようよ!』という話を頂いて」
2022年、主婦だった水流さんにとって大きな挑戦がスタートします。
開局の地に選んだのは小さいながらも元気いっぱいの大崎町。
スタジオや送信所を整備するために、銀行から約1千万円を借金しました。
さらに自力で資金を集めるために、1口5万円で株式を発行し、「町民株主」を募るとともに、月額5500円で週に1回の60秒のCMなど、店の情報を様々な方法で発信する「加盟店制度」も用意。
行政からの支援を選ばなかったのは、自力で運営できないようでは長続きはしない、との思いからです。
FMおおさき・水流江里子局長
「私は大崎町に住んでいないので、株を集めるのがまずは一つ大変だった」
ラジオに欠かせない「音楽」は、地元の人たちがCDを寄付してくれました。
FMおおさき・水流江里子局長
「初めはこの2列ぐらいだった。スカスカだったがインスタやフェイスブックに上げて、いろんな人が見てくれるうちに拡散してくれて、ぼちぼち集まってきた」
そして、一番大切な仲間たち。
小さな街だけど、まだ知られていない魅力的な人や場所を発信したいー
2024年から60代の男性パーソナリティーも新たに仲間入りし、7人で番組を制作しています。
この日、水流さんは農福連携の優れた取り組みが評価されて、全国的な賞を受賞した大崎町の宮園地区から生中継をしました。
開局から約3年、大崎町民にとっては、ラジオに出演することもすっかり身近になりました。
宮園地区の住民
「何回目かな...4、5回目とちがうかな。親しみやすい放送局」
「パッとマイクが来るから。逃げるけど追いかけてくる。活動も色々取材してもらって、いろんな形でPRしてもらっているから非常に貴重な放送局だ」
「パソコンをするときなど聞いている。89.9は」
開局時は60株だった「町民株主」も今では約120株にまで増えました。
FMおおさき・水流江里子局長
「みんなに知ってもらって、巻き込んで、大隅で一番にぎやかな放送局になればいい」
地元密着の放送局、「FMおおさき」。
きょうも89.9メガヘルツからまちの『元気』を発信します。
「この時間は水流絵里子がお送りいたしました~!」
水流さんは、開局には仲間の存在が大きく1人では成し遂げられなかったと、取材中何度も感謝を口にしていました。
そんな水流さんの人柄も、FMおおさきが愛される理由だなと思いました。
周りの協力を得ながらこの局を立ち上げたのは1人の主婦。
大好きなラジオで街を元気にしたいと、奮闘する女性を取材しました。
大崎町にあるコミュニティFM局、「FMおおさき」です。
ここで、局長として経営から取材、パーソナリティーと、マルチに活躍しているのが水流江里子さんです。
Q.これから放送する内容は?
FMおおさき・水流江里子局長
「ルーピンの里という福祉施設があって、介護の話を色々と」
コミュニティFMとは、地域のきめ細かい情報を発信するのを目的に、限られたエリア内で放送ができるラジオのことです。
ラジオの仕事に就くのが長年の夢だった水流さんは40歳でその夢をかなえます。
そして、そこで出会ったFM業界の先輩から、「ラジオが大好きなら、自分で開局して、街を元気にしないか?」と提案されます。
FMおおさき・水流江里子局長
「主人が若いうちに動けなくなって仕事もできない状態で、娘も1人いるし、パートでずっとやっているよりも『水流さん一回開局しようよ!』という話を頂いて」
2022年、主婦だった水流さんにとって大きな挑戦がスタートします。
開局の地に選んだのは小さいながらも元気いっぱいの大崎町。
スタジオや送信所を整備するために、銀行から約1千万円を借金しました。
さらに自力で資金を集めるために、1口5万円で株式を発行し、「町民株主」を募るとともに、月額5500円で週に1回の60秒のCMなど、店の情報を様々な方法で発信する「加盟店制度」も用意。
行政からの支援を選ばなかったのは、自力で運営できないようでは長続きはしない、との思いからです。
FMおおさき・水流江里子局長
「私は大崎町に住んでいないので、株を集めるのがまずは一つ大変だった」
ラジオに欠かせない「音楽」は、地元の人たちがCDを寄付してくれました。
FMおおさき・水流江里子局長
「初めはこの2列ぐらいだった。スカスカだったがインスタやフェイスブックに上げて、いろんな人が見てくれるうちに拡散してくれて、ぼちぼち集まってきた」
そして、一番大切な仲間たち。
小さな街だけど、まだ知られていない魅力的な人や場所を発信したいー
2024年から60代の男性パーソナリティーも新たに仲間入りし、7人で番組を制作しています。
この日、水流さんは農福連携の優れた取り組みが評価されて、全国的な賞を受賞した大崎町の宮園地区から生中継をしました。
開局から約3年、大崎町民にとっては、ラジオに出演することもすっかり身近になりました。
宮園地区の住民
「何回目かな...4、5回目とちがうかな。親しみやすい放送局」
「パッとマイクが来るから。逃げるけど追いかけてくる。活動も色々取材してもらって、いろんな形でPRしてもらっているから非常に貴重な放送局だ」
「パソコンをするときなど聞いている。89.9は」
開局時は60株だった「町民株主」も今では約120株にまで増えました。
FMおおさき・水流江里子局長
「みんなに知ってもらって、巻き込んで、大隅で一番にぎやかな放送局になればいい」
地元密着の放送局、「FMおおさき」。
きょうも89.9メガヘルツからまちの『元気』を発信します。
「この時間は水流絵里子がお送りいたしました~!」
水流さんは、開局には仲間の存在が大きく1人では成し遂げられなかったと、取材中何度も感謝を口にしていました。
そんな水流さんの人柄も、FMおおさきが愛される理由だなと思いました。