「犠牲者ゼロを目指す」 桜島火山防災研究所が発足 全国初の市の研究所 降灰予測システム等開発へ
2025年4月16日(水) 11:55
鹿児島市役所に桜島の大規模噴火に備えた研究を行う「桜島火山防災研究所」が発足しました。
桜島火山防災研究所は大規模噴火時に犠牲者を出さないことを目的に設置されたもので、初代所長には桜島の観測や噴火予知などに長年、関わってきた京都大学名誉教授の井口正人さんが就任しました。
井口所長のほか、火山防災や避難が専門の研究員も2025年6月に採用される予定で、大規模噴火時の鹿児島市街地への軽石や降灰を予測するシステムの開発や噴火発生の30時間以上前に避難指示を発令するための研究などを進めていく方針です。
桜島火山防災研究所・井口正人所長
「災害関連死なども含めてトータルで、犠牲者ゼロを目指すべき。今までのベースになっている火山の研究は、そのまま防災研究に結びつくと考えている」
鹿児島市によりますと、市町村が独自で火山防災に関する研究所を設置するのは全国で初めてだということです。
桜島火山防災研究所は大規模噴火時に犠牲者を出さないことを目的に設置されたもので、初代所長には桜島の観測や噴火予知などに長年、関わってきた京都大学名誉教授の井口正人さんが就任しました。
井口所長のほか、火山防災や避難が専門の研究員も2025年6月に採用される予定で、大規模噴火時の鹿児島市街地への軽石や降灰を予測するシステムの開発や噴火発生の30時間以上前に避難指示を発令するための研究などを進めていく方針です。
桜島火山防災研究所・井口正人所長
「災害関連死なども含めてトータルで、犠牲者ゼロを目指すべき。今までのベースになっている火山の研究は、そのまま防災研究に結びつくと考えている」
鹿児島市によりますと、市町村が独自で火山防災に関する研究所を設置するのは全国で初めてだということです。