中学生の発想が観光・健康・農業を動かす!かごしま探究プロジェクトで生まれた驚きのアイデア
2026年2月19日(木) 18:43
中学生と地元企業がコラボし地域をよりよくするための企画を考える「かごしま探究プロジェクト」通称、かごたん。
今回で4回目となります。
シリーズでお伝えしているこのプロジェクト。
このように商品や技術、人材といった企業のリソースと食や自然、文化といった地域のリソースを組み合わせて約半年かけて、新しいアイデアを生み出すのが目的です。
校内発表会を経て、各学校から代表チームが企画力やユニーク度を競う県大会が先日、開かれました。
中学生が考える「地域をよりよくする」企画は約半年を経て、最終的にどんな形に仕上がったのでしょうか。
「ビビってるやついる?」
「いないよな!おー!」
2月15日。
鹿児島市の志學館大学です。
ここで開かれていたのはー。
「いらっしゃいませ~」
かごしま未来探究カップです。
「かごたん」に参加している13の中学校から選ばれた35チームが考えた「地域をよりよくする」アイデアを発表し、全国大会に出場する県代表を決める場です。
「皆さんこんにちは。これからチーム蛍光ペンのプレゼンを始めます」
約半年間、15のステップをへて、地域のリソースと企業のリソースを掛け合わせてアイデアを生み出していく、かごたん。
県大会を前に、それぞれの学校では校内発表会が開かれました。
かごたんの集大成とも言えるステップです。
鹿児島市の喜入中学校、ENEOS喜入基地とコラボした2年1組。
プレゼンを前に生徒たちはちょっと緊張気味。
発表会では、企業の担当者はリソース活用能力や企画力、地域への貢献度の3つのポイントで審査します。
生徒
「一つ目はエネゴリクッキーです。まずクッキー生地を作ります。バター、砂糖、薄力粉、卵黄、牛乳を混ぜ形を作ります」
企業担当者
「エネゴリクッキー、いくらで売るんですか?」
生徒
「50円?50円?50円程度で売りたいなと思っています」
企業担当者
「それならたくさん売れると思います」
同じ地域、同じ企業をテーマにしているのに、生徒たちのアイデアは千差万別。
「正解のない」探究学習ならではです。
審査する企業担当者も悩みに悩みます。
企業担当者
「リソースをふんだんに使っているのは、何なのかを考えれば」
「むずかしい」
「最後はもう多数決か」
そして迎えた県大会。
喜入中学校の代表に選ばれた、チーム「Just Shining」です。
タンクでできた土を使ってクワガタやカブトムシを飼育販売するという企画を考えました。
喜入中学校 Just Shining・キャンプネーム オンリーさん
「緊張よりワクワクの方が大きいです」
県大会では、5つのステージに分かれてプレゼンを行い、各ステージで1位になったチームがセカンドステージへ進み、投票で選ばれた2チームが県代表として表彰されます。
結果発表は…
喜入中学校のチーム「Just Shining」も見事ファーストステージを突破!
県大会では、肥料や、本物のカブトムシを持ち込んで、企画をイメージしやすいように工夫しました。
他のチームも、企業と地域のリソースを活かした企画を堂々とプレゼンします。
そして、県代表に選ばれたのはー。
「その名も『マイタウンウォーキング!食べる・知る・加治木を歩く』」
南九州ファミリーマートとコラボした、姶良市立加治木中学校チーム「おーぞらー」。
商品についているQRコードを読み込めば、カロリー消費のための歩数や地域おすすめのウォーキングコースを紹介してくれるという企画です。
そしてー。
「私たちは観光客の増加と桜島フェリーの利用を黒字にするにはどうすればいいか企画を考えてみました。その企画は『西郷どんコンプリートチャレンジ』」
今回初めてかごたんに参画したブンカ巧芸社とコラボした、鹿児島市の長田中学校のチーム「マル組」です。
桜島フェリー、西郷さんという地域のリソースと、3Dプリンターなどの企業のリソースをかけ合わせ、桜島の観光名所を巡りながら、小さな西郷さんのプラモデルを作るという企画を考えました。
喜入中学校「Just Shining」は残念ながら全国大会へ駒を進めることができませんでした。
悔しさをにじませながらも笑顔で拍手を送る、おんりーさん。
県大会を終え、心に残ったものとはー。
おんりーさん
「他の人と話し合うことで、自分が気付けない新しいことに気付いたり発見したり、みんなでやって楽しかったです」
発想することのむずかしさは、気づけば楽しさに。
「かごたん」がもたらしたそのワクワク感は地域への愛着や未来を創造するきっかけになったようです。
変わっていく生徒たちを隣で見てきた大人たちも得たものがありました。
学校長(今年度初参加)
「可能性がどんどん広がっている。生徒にこの輪の中に入ってもらって、本当によかかった。ぐんぐん、ぐんぐん成長した」
企業の担当者
「こういう子たちが鹿児島から出ていくのは、すごくもったいない。私たち企業側も魅力ある鹿児島をどうやって発信し続けられるか、もっと地元が盛り上がっていけるような企業になりたい」
かごしま探究プロジェクト・手嶋州平代表
「企業・学校だけでなく地域の皆さんも巻きこんで、鹿児島の未来を育てていく、次世代を育てていく学びのプラットフォームであり、そういう人たちを応援するプラットフォームになっていきたい」
学校も企業も、立場や世代を超えて「正解のない答え」に向き合う、かごたん。
それぞれの立場でメリットを得ながら地域の活性化に繋げていく。
その可能性はまだまだ広がっていきそうです。
今回で4回目となります。
シリーズでお伝えしているこのプロジェクト。
このように商品や技術、人材といった企業のリソースと食や自然、文化といった地域のリソースを組み合わせて約半年かけて、新しいアイデアを生み出すのが目的です。
校内発表会を経て、各学校から代表チームが企画力やユニーク度を競う県大会が先日、開かれました。
中学生が考える「地域をよりよくする」企画は約半年を経て、最終的にどんな形に仕上がったのでしょうか。
「ビビってるやついる?」
「いないよな!おー!」
2月15日。
鹿児島市の志學館大学です。
ここで開かれていたのはー。
「いらっしゃいませ~」
かごしま未来探究カップです。
「かごたん」に参加している13の中学校から選ばれた35チームが考えた「地域をよりよくする」アイデアを発表し、全国大会に出場する県代表を決める場です。
「皆さんこんにちは。これからチーム蛍光ペンのプレゼンを始めます」
約半年間、15のステップをへて、地域のリソースと企業のリソースを掛け合わせてアイデアを生み出していく、かごたん。
県大会を前に、それぞれの学校では校内発表会が開かれました。
かごたんの集大成とも言えるステップです。
鹿児島市の喜入中学校、ENEOS喜入基地とコラボした2年1組。
プレゼンを前に生徒たちはちょっと緊張気味。
発表会では、企業の担当者はリソース活用能力や企画力、地域への貢献度の3つのポイントで審査します。
生徒
「一つ目はエネゴリクッキーです。まずクッキー生地を作ります。バター、砂糖、薄力粉、卵黄、牛乳を混ぜ形を作ります」
企業担当者
「エネゴリクッキー、いくらで売るんですか?」
生徒
「50円?50円?50円程度で売りたいなと思っています」
企業担当者
「それならたくさん売れると思います」
同じ地域、同じ企業をテーマにしているのに、生徒たちのアイデアは千差万別。
「正解のない」探究学習ならではです。
審査する企業担当者も悩みに悩みます。
企業担当者
「リソースをふんだんに使っているのは、何なのかを考えれば」
「むずかしい」
「最後はもう多数決か」
そして迎えた県大会。
喜入中学校の代表に選ばれた、チーム「Just Shining」です。
タンクでできた土を使ってクワガタやカブトムシを飼育販売するという企画を考えました。
喜入中学校 Just Shining・キャンプネーム オンリーさん
「緊張よりワクワクの方が大きいです」
県大会では、5つのステージに分かれてプレゼンを行い、各ステージで1位になったチームがセカンドステージへ進み、投票で選ばれた2チームが県代表として表彰されます。
結果発表は…
喜入中学校のチーム「Just Shining」も見事ファーストステージを突破!
県大会では、肥料や、本物のカブトムシを持ち込んで、企画をイメージしやすいように工夫しました。
他のチームも、企業と地域のリソースを活かした企画を堂々とプレゼンします。
そして、県代表に選ばれたのはー。
「その名も『マイタウンウォーキング!食べる・知る・加治木を歩く』」
南九州ファミリーマートとコラボした、姶良市立加治木中学校チーム「おーぞらー」。
商品についているQRコードを読み込めば、カロリー消費のための歩数や地域おすすめのウォーキングコースを紹介してくれるという企画です。
そしてー。
「私たちは観光客の増加と桜島フェリーの利用を黒字にするにはどうすればいいか企画を考えてみました。その企画は『西郷どんコンプリートチャレンジ』」
今回初めてかごたんに参画したブンカ巧芸社とコラボした、鹿児島市の長田中学校のチーム「マル組」です。
桜島フェリー、西郷さんという地域のリソースと、3Dプリンターなどの企業のリソースをかけ合わせ、桜島の観光名所を巡りながら、小さな西郷さんのプラモデルを作るという企画を考えました。
喜入中学校「Just Shining」は残念ながら全国大会へ駒を進めることができませんでした。
悔しさをにじませながらも笑顔で拍手を送る、おんりーさん。
県大会を終え、心に残ったものとはー。
おんりーさん
「他の人と話し合うことで、自分が気付けない新しいことに気付いたり発見したり、みんなでやって楽しかったです」
発想することのむずかしさは、気づけば楽しさに。
「かごたん」がもたらしたそのワクワク感は地域への愛着や未来を創造するきっかけになったようです。
変わっていく生徒たちを隣で見てきた大人たちも得たものがありました。
学校長(今年度初参加)
「可能性がどんどん広がっている。生徒にこの輪の中に入ってもらって、本当によかかった。ぐんぐん、ぐんぐん成長した」
企業の担当者
「こういう子たちが鹿児島から出ていくのは、すごくもったいない。私たち企業側も魅力ある鹿児島をどうやって発信し続けられるか、もっと地元が盛り上がっていけるような企業になりたい」
かごしま探究プロジェクト・手嶋州平代表
「企業・学校だけでなく地域の皆さんも巻きこんで、鹿児島の未来を育てていく、次世代を育てていく学びのプラットフォームであり、そういう人たちを応援するプラットフォームになっていきたい」
学校も企業も、立場や世代を超えて「正解のない答え」に向き合う、かごたん。
それぞれの立場でメリットを得ながら地域の活性化に繋げていく。
その可能性はまだまだ広がっていきそうです。



















































































































