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鹿児島県阿久根市で障害のある人に気軽に外出を楽しんでもらおうと、電動カートの貸し出しが始まりました。

阿久根市で貸し出しが始まったのは、近距離モビリティ「ウィル」です。

市では「ウィル」の販売を手がける鹿児島トヨタ自動車などと連携し、ふるさと納税、約１００万円を活用して市内の障害者への無料レンタルを始めました。

期間は最大１週間で、県内の自治体でウィルのレンタル事業を行うのは阿久根市が初めてです。

運転免許は必要なく、フル充電で約１８キロ走行が可能で、貸し出し初日の２４日は、阿久根市内の公園で体験試乗が行われ、西平良将市長や市民が乗り心地を確かめていました。

試乗した市民
「（（操作は）簡単です。スピードもビックリするぐらい出た。早歩きで歩く程度にスムーズに行ったので、ビックリした」

阿久根市・西平良将市長
「皆と一緒に楽しく、なるべく負荷がかからない形でできれば、普段の生活がさらに実のあるものになればと感じている」

予約は阿久根市の福祉課で受け付けているということです。