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鹿児島県警は４月１８日夜、不同意わいせつの容疑での警察官の逮捕について、警察官の服務規程違反の捜査を行う監察官の責任者が会見して、謝罪と事件の説明を行いました

異例とも言える今月２回目の会見では、酒を飲んだ上での犯行で、容疑者は他の警察官を指導、管理する立場にあったことなどが明らかになりました。

牛垣誠首席監察官
「警察官としてあるまじ行為。事実関係が明らかになった後で厳正に対処したい」

１８日夜、牛垣首席監察官は犯行当時の状況について、幸得容疑者は被害女性と２人でいて幸得容疑者は飲酒の上で犯行に及んだとしました。
被害女性は酒を飲んでおらず、けがはありませんでした。
犯行について詳しい状況や場所は被害者保護の観点から明らかにしないとしました。

幸得容疑者が１８日出勤した後に取り調べを行い、１８日午後６時に県警本部で逮捕しました。
幸得容疑者の所属は警備部公安課で情報係として、国民の安全、安心を確保するためテロ、ゲリラなどの未然防止に向けた情報収集と分析を行っていたとみられます。
幸得容疑者の階級は他の警察官を指導・管理する立場とされる警部で、課内では課長補佐を務めていました。

４月、県警では２人の警察官が逮捕されています。
去年は強制性交、麻薬取締法違反で２人、おととしは横領と虚偽記載の複数の容疑で１人逮捕されています。