「生きる力を育むために」地元の食材使いお菓子作り教室 鹿児島・鹿屋市
2024年4月5日(金) 18:50
まもなく新学期。習い事を始める子どもたちも多いと思いますが、こんな習い事はいかがでしょうか。
鹿児島県鹿屋市では、地元の食材を使って子どもたちの生きる力を育もうという、お菓子教室が開かれています。早速のぞいてみました。
鹿屋市の一軒家に入っていく子どもたち。エプロンに着替えて準備をしています。
「(幼稚園は)お母さんがお迎えに来た?良かったね」
子どもたちに優しく声をかけるのは、櫛間晴奈さんです。櫛間さんは、自宅で大人のパン教室を開く傍ら、2023年の秋から子どものためのお菓子教室も始めました。
参加するのは、幼稚園生から小学3年生までの5人です。春休み中ということもあり、普段、週3回開かれる教室は休みでしたが、特別に集まってもらって取材に協力いただきました。
櫛間さん
「お茶どんな味がする?」
子ども
「苦い」
子どもたちが挑戦するお菓子は、鹿屋産の緑茶の粉末を使ったスコーンです。
まず、緑茶と薄力粉、ベーキングパウダー、それに砂糖と塩を計ってボウルに入れ、混ぜます。
そして、米油と牛乳を加えてさらに混ぜ込みます。
教室にお茶のいい香りが漂ってきました。
「においがする。いいにおいがする」
台の上で生地をまとめ、しっかりこねて、型にはめて切り取ります。
最後にチョコチップを飾って焼き上げていきます。
櫛間さん
「(オーブンに)入れていくね」
櫛間さんは、保育士の資格を持ち、児童発達支援に関する仕事を通して、子どもの役に立てることはないかとこの教室を始めたそうです。
櫛間さん
「大隅は食の宝庫といわれている。大隅の農産物を使って自分の力でお菓子やパンを作れると伝えたり、子どもたちと一緒に私も勉強したい」
子どもたちは、早速、焼き上がったスコーンの切れ端を味見します。
子どもたち
「おいしい!」
「おいしい。(教室は)自分の力になる」
「ザクザクしてちょっと苦いけど、おいしい。クッキーみたい」
「楽しかった。大人になっても作ってみたい」
でき上がったお菓子は、毎回、自宅に持ち帰って家族みんなで食べるそうです。
迎えに来た保護者はー。
兄弟2人が通う保護者
「帰ってきたらうれしそうに大事に(お菓子を)抱えて持ってきて、見せて喜んでいるので、そういう表情を見ると(教室に)行かせて良かったと思う。ワクワクする体験をいっぱいさせてあげたい。子どもたちの将来の選択肢につながればいい」
兄妹2人が通う保護者
「周りの人とうまくコミュニケーションを取りながら 色々なことに挑戦してほしい」
櫛間さん
「大隅という地域に根ざしたお菓子教室にしたい。こういうお菓子教室があるんだよと知ってもらえるように活動を続け、頑張りたいと思っています」
「自分でつくって食べる」ことは、子どもたちの生きる力を育みます。
食の宝庫、大隅で櫛間さんは、子どもたちの未来にそっと寄り添っています。
櫛間さんのお菓子教室「ラパン」については櫛間さんのインスタグラム(la.pan_haruna)に掲載されています。
鹿児島県鹿屋市では、地元の食材を使って子どもたちの生きる力を育もうという、お菓子教室が開かれています。早速のぞいてみました。
鹿屋市の一軒家に入っていく子どもたち。エプロンに着替えて準備をしています。
「(幼稚園は)お母さんがお迎えに来た?良かったね」
子どもたちに優しく声をかけるのは、櫛間晴奈さんです。櫛間さんは、自宅で大人のパン教室を開く傍ら、2023年の秋から子どものためのお菓子教室も始めました。
参加するのは、幼稚園生から小学3年生までの5人です。春休み中ということもあり、普段、週3回開かれる教室は休みでしたが、特別に集まってもらって取材に協力いただきました。
櫛間さん
「お茶どんな味がする?」
子ども
「苦い」
子どもたちが挑戦するお菓子は、鹿屋産の緑茶の粉末を使ったスコーンです。
まず、緑茶と薄力粉、ベーキングパウダー、それに砂糖と塩を計ってボウルに入れ、混ぜます。
そして、米油と牛乳を加えてさらに混ぜ込みます。
教室にお茶のいい香りが漂ってきました。
「においがする。いいにおいがする」
台の上で生地をまとめ、しっかりこねて、型にはめて切り取ります。
最後にチョコチップを飾って焼き上げていきます。
櫛間さん
「(オーブンに)入れていくね」
櫛間さんは、保育士の資格を持ち、児童発達支援に関する仕事を通して、子どもの役に立てることはないかとこの教室を始めたそうです。
櫛間さん
「大隅は食の宝庫といわれている。大隅の農産物を使って自分の力でお菓子やパンを作れると伝えたり、子どもたちと一緒に私も勉強したい」
子どもたちは、早速、焼き上がったスコーンの切れ端を味見します。
子どもたち
「おいしい!」
「おいしい。(教室は)自分の力になる」
「ザクザクしてちょっと苦いけど、おいしい。クッキーみたい」
「楽しかった。大人になっても作ってみたい」
でき上がったお菓子は、毎回、自宅に持ち帰って家族みんなで食べるそうです。
迎えに来た保護者はー。
兄弟2人が通う保護者
「帰ってきたらうれしそうに大事に(お菓子を)抱えて持ってきて、見せて喜んでいるので、そういう表情を見ると(教室に)行かせて良かったと思う。ワクワクする体験をいっぱいさせてあげたい。子どもたちの将来の選択肢につながればいい」
兄妹2人が通う保護者
「周りの人とうまくコミュニケーションを取りながら 色々なことに挑戦してほしい」
櫛間さん
「大隅という地域に根ざしたお菓子教室にしたい。こういうお菓子教室があるんだよと知ってもらえるように活動を続け、頑張りたいと思っています」
「自分でつくって食べる」ことは、子どもたちの生きる力を育みます。
食の宝庫、大隅で櫛間さんは、子どもたちの未来にそっと寄り添っています。
櫛間さんのお菓子教室「ラパン」については櫛間さんのインスタグラム(la.pan_haruna)に掲載されています。